いよいよ娘、誕生です。
破水してからはもうラストスパート感満載で、助産師さんの声かけに合わせて思い切りいきみました。
何度かいきむと「発露しました!もう頭が出ていますよ」と言われ、導かれるまま手を下半身に伸ばすと「髪の毛の生えた自分とは違う何か」に触れました。
同時に脚の間に何か挟まったような感覚があり、「ああ、本当に出てきている」と何回目かの今更な自覚をしました。なんだか大変なものを触っているような気がして、頭に触れた手はすぐに離してしまいました。
ちなみに、頼んだわけでもないのに助産師さんが発露真っ最中の股間の写真を撮ってくれており、現像までして退院時に渡してくれたため、我が家には誰にも見せられない「とある写真」が存在します。あまり人に聞けないんですが割と皆さん撮影してもらっているのでしょうか。
頭が出てから更にいきむこと数回。
陣痛から約13時間が経過して、娘が誕生しました。
当たり前かもしれませんが、産んでからはぴたりと陣痛が起こらないのが不思議でした。
少し羊水を飲んでいて、誕生早々うんちもしていたので綺麗にしてもらってから対面しました。
息も会陰も切れぎれボロボロの私とは対照的に、まっかでピカピカの赤ちゃん。
小さい口を必死に動かしながらお乳を探す様子を見て、「ああ、お腹にいたのはあなただったの」と思いました。
本当ならこのままベッドの上でのんびり二時間過ごす予定だったのですが…。
思わぬ展開となりました。
次回に続きます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:こたき
年齢:27歳
子どもの年齢:1歳11ヶ月
2015年3月に娘を出産。かわいい我が子の成長をtwitterで綴っています。
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