ちっちゃなお茶碗の底にしゃもじ半すくいくらいのご飯を見たとき
「これは大変なことになった!」と思いました。
わたくしたいそう胃がお強く、ざっくりいえば大飯ぐらい。
ええ、そうなの、息子の乳飲みすぎは私の遺伝子ゆらい。
だいたい居酒屋や何かで「お腹いっぱい…もうごちそうさま」というところから、「〆にラーメン食いに行くぜ」と言われたら、ラーメン食べるのが我が町博多です。
もともと胃がデカイ!そして授乳中で猛烈に腹が減っている。
もう五合炊いてくれたら五合、三合炊いてあれば三合
おひつ抱えて食ってみせますお望みならば!くらいの勢い。
それを何ですかこの「二歳児のおにぎり」くらいのご飯。
しかも二人で分けるだと!?
雪山か!!??
姑ピッケルで殴って気絶させれば、全部私が独り占め?!
いやそれでは問題は解決しない。
お母ちゃん!実家のお母ちゃん!第四出動だ!!
お義母ちゃん外出のすきに
コンビニおにぎり差し入れてもらいました。
「明日の朝の分も」とおにぎり5個くらい入ってました
さすが我が母、娘の食いっぷりを良く把握している。
「私も授乳中お腹すいたもん」連綿と続く大食らいの血筋だな。
すわ嫁いびり!?と見えるこの一幕ですが
お義母ちゃん、悪気ゼロ。
つわりで痩せてた私を見て「痩せ小食仲間」認定したもよう
お義母ちゃん、私燃費の悪い「外車」なんです。
びっくりするくらい食べるのです……。
しかも現在、よく飲む赤児に「タンカー授乳中」なんです。
お義母ちゃん、エコカー。
少し食べ、静かに生きる慎ましい人。
ごめんなさい、お義母ちゃん。
タンカー授乳乳児生んじゃいました。
そんであなたの血筋はこの先……
全員大飯ぐらいかもしれん、謝る!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
>>次回エピソード:褒めておだてて戦力にする予定が…。お義母ちゃん、新米パパを潰して帰るの巻 by まきりえこ
著者:まきりえこ
ゆると:2001年生まれ。お腹の中からダンスィだった。
イラストレーター。2008年、疲れ気味の男子育児からの現実逃避でスタートした子育てブログ「ちくわの穴から星☆を見た」がなぜか人気に。アメブロ子育てランキング1位、のち書籍化。書籍「小学生男子(ダンスィ)のトリセツ(低学年編・高学年編)」「園児《エンジィ)のトリセツ」にて、やらかし系おばか男子「ダンスィ」を描き、母親たちの熱い共感を得た。「ブログ:ちくわの穴から星✩を見た NEW」。イラストマンガ参加書籍「#アホ男子母死亡かるた」など。
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