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予定より早くやってきたつわりのピーク。妊娠わずか6週で重症妊娠悪阻と診断され…

 

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私には3歳と生後2か月になる娘がいます。

同じ女の子、同じ私の子供でも、妊娠中の症状はまるで違いました。

 

長女を妊娠した時、つわりは6週頃から始まり8週~10週頃がピーク、15週頃まで続きました。

長女の時はハヤシライス・納豆巻きが無性に食べたくなり、そればかり食べていました。

 

しかし次女の時は違いました。

妊娠が判明し、病院で診察を受けたのは妊娠5週。

その時から気分の悪さや食欲減退がありました。

しかし長女の時の経験から「仕事を休むまでにはならないだろう」と軽く考えており、「今回は何が食べたくなるのかなぁ~」なんて考えていました。

 

ところが…初めての受診の2日後から事態は急変。

一日中気分が悪く、食事の支度で吐く、職場や旦那・長女の匂いでも吐く、という生活が始まりました。

つわりで苦しくても長女の面倒は見なければならず、本当に地獄でした。

 

「少しでも食べなければ」と口に入れてみるも、入れただけで吐き気がしてしまい、飲み込むことができませんでした。

ついには水すら飲めなくなってしまい、病院を受診。

尿検査でケトン体が出てしまい“飢餓状態”と言われ、重症妊娠悪阻の診断がつき入院となりました。

 

その時点でまだわずか妊娠6週。

ネットで調べると、大抵どこのサイトにもつわりのピークは8~9週と書いてあり「これからもっと辛くなるのか…」と、妊娠した喜びもつかの間。切ない気持ちでいっぱいになりました。

ちょうど大事な試験を控えていたのですが、入院のためにそれも受けられず。

 

入院してからは点滴生活の始まりでした。

通常つわりで点滴をする時は制吐剤を一緒に点滴するそうです。しかし私は制吐剤にアレルギーがあり、使用できませんでした。

そのため、水分補給の点滴しか行えず襲ってくる吐き気には自力で耐えるしかありません。

 

同じくつわりで同室に入院していた妊婦さんは、制吐剤を使っていたので気分が良い時はお菓子や食事をもりもり食べていました。

私はその匂いでまたトイレに駆け込む、という日々。

部屋にいるのがつらく、食事の時間は廊下の椅子で過ごしていました。

 

先生からは「つわりは時期が過ぎるのを待つしかないからね~」と言われ、ただじっとベッドで過ぎ去るのを待っていました。

入院中、夫がつわりに効くという紅茶やアロマを持ってきてくれましたが、それすら受け付けず効果はありませんでした。

 

2週間ほど入院し妊娠8~9週になった頃、だんだんと楽な時間が増え水分が摂れるようになりました。

長女のことも心配で、水分が摂れるようになったこの時点で退院。自宅へ戻りました。

 

そこからは日に日に楽になり、ごはんを一口→果物を数切れ→小さいおにぎり一つとだんだん食べられるようになりました。

この頃、無性に塩むすびがおいしかったのを覚えています。

 

先生の「1か月もすれば、つわりはよくなるだろう」との勧めで1か月間は病欠し、その後仕事に復帰しました。

私の場合つわりのピークが早かったため、楽になるのも早かった気がします。

 

その後生まれた娘は3900g越えのBIGな赤ちゃんでした。

つわりが重くて辛くても、きっと終わりが来ます!

元気な赤ちゃんが生まれることを楽しみにして、乗り越えられたらいいですね。

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著者:ちよ
年齢:28歳
子どもの年齢:3歳と生後2か月

3歳と2か月の娘達の育児中です。一人ひとり違うから子育ては楽しい!

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