子作りを始めて2年。一向に子供を授からず妻は落ち込み僕も何故だろうと疑問に感じていた頃のことです。
「妊活を始めて2年経っても子供を授からなければ産婦人科で検査を受けた方が良い」
ということを聞き僕たち夫婦は産婦人科を訪れました。今思うともっと早い段階で行っておけば良かった・・・というのも30代に入ると妊娠出来る確率は徐々に減少するからです。僕ら夫婦も30代でした。
30代で初めて妊娠を目指す夫婦は出来るだけ早く不妊検査を受けることが今では推奨されています。
一般的な流れで不妊検査をして原因を調べることに。
不妊検査では男性検査と女性検査があり夫婦それぞれで検査を受けていきます。
男性は精液検査のみと超簡単ですが、今回はせっかくなので自分が受けたこの検査について書かせて頂きます。
精液検査では精液の量、精液中の精子の有無、精子の量、精子の運動量などを調べます。
検査をする上で注意事項も有り、
・検査の前は禁欲を3日間!→理性の塊である僕にとっては朝飯前!
・コンドームの使用は禁止!→セルフでコンドームわざわざつける人はいないっしょ。
・精液はすぐに病院へ!→生ものは鮮度が命!すぐ持ってきます!
となっています。
正直自分の精子をプリンカップみたいな容器に出すのは何だか恥ずかしい気持ちになりましたが、正式な検査ですもの。やるっきゃないのです。
精液検査は自宅で出来るのが有り難いところ。
病院で尿検査のように出せと言われたらどうしようかと考えていましたが助かりました。
ただ精子は鮮度が命です。僕の精子は休む間もなく妻によって急いで病院に運ばれました。
自分の出したてほかほかの精子が大事にハンカチに包まれて持って行かれるのは不思議な光景でしたが、赤ちゃんの素と思えば納得出来ました。
自宅で結果を待つ間、僕は不安になっていました。この頃の僕は夜勤の仕事をしており、ハードな夜勤明けの消衰した体に鞭を打って絞り出した精子を検査してもらうのです。そんな状態の精子は果たして元気なのだろうか?すっごいグロッキーになってはいないだろうか?
自分の精子が心配でした。
出来れば体調の良い時にリラックスした状態でしたいものですね。
さらに不安は膨らみ、もし僕の精子が正常に機能していなかったらどうしよう?
妻は僕をどう思うだろうか?僕が原因で子を授からないとしたら妻に責められやないだろうか…?
でもこの想いは、今度検査を受ける妻自信も同じなんだろうな。
自分に原因があれば罪悪感を抱いてしまうのだろうな。そんなことを考えていました。
そして結果が出たのです。結果は異常無し!
よく頑張ってくれたね、My精子達よ!自分の精子をねぎらいました。
正直、精子検査には少し抵抗がありました。ただ不妊検査は夫婦で進めていくものです。
夫の協力的な姿勢が大事なのかなと思います。何より精子検査は簡単で女性検査に比べると屁みたいなものです。旦那さんも是非受けてみて下さい。
女性の場合、検査の種類も多く時間もかけて計画的にする必要があり大変です。
その分ストレスもかかってくるでしょう。女性は不妊治療の負担が大きいですね。
男性がサポートしていきたいところです。
次回は妻の受けた検査について書かせて頂きます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:shin
年齢:31歳
子どもの年齢:1歳0か月
1歳児の男の子のパパです。子育てで感じたことや子育てあるあるを絵日記にしています。皆様に共感して頂けたら幸いです。イラストレーターになることを夢見て日々インスタグラム(shinmopapani)にアップしております!
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