前回は不妊検査の男性編を書かせて頂きました。
今回は妻の受けた検査についてです。
妻は血液中のホルモン検査、子宮卵管造影検査、超音波検査と一通りの検査を受けました。女性の場合は生理周期に合わせて検査していく必要もあるので一連の検査に1、2か月かかります。
精子を出すだけの男性とは大違い!!
そんなに検査することがあるの!?
検査の内容も僕の時のように簡単なものではなく採血をしたり、中には痛みを伴う検査もあったり。僕は子宮卵管造影検査の話を妻から聞いただけでお腹が痛くなりました。
妻は病院に通い検査の度に何か悪い結果が出たらどうしよう?と不安になっていたことでしょう。
でも僕に出来ることは話を聞くことぐらいしか出来ません。 話を聞くことで少しでも妻の気持ちが楽になってくれたら・・・という想いでした。
超音波検査で妻は「多嚢胞性卵巣」であることが分かりました。
「多嚢胞性卵巣」とは若い女性の排卵障害では多くみられる疾患で、20人に一人の確率でなるそうです。 原因は未だにはっきりと解明されていません。
検査結果を受けて妻は不安そうに先生の話を聞いていました。
このまま妊娠しなかったらどうしよう?そんな思いが表情から読み取れました。
そんな妻を見ているといたたまれない気持ちでした。
「多嚢胞性卵巣でも不妊治療をして妊娠された方はいる。」という先生の言葉が救いでした。
僕らは不妊治療をする決意をしたのです。
ただ不妊治療をしたからといってすぐに赤ちゃんを授かるかは分かりません。
費用も体外受精をすると100万円程かかるとも聞きました。決して経済的に余裕があるわけではないのでどこまで出来るのだろうという思いが頭をよぎりました。
妻は自分が多嚢胞性卵巣になっていることに憤りを感じているようでした。
普段から体力もあり風邪にもかからない妻。健康にも気遣い週3日はジムで運動し、食生活も気を付けていただけに何故!?という思いが強かったのだと思います。
僕は焦らずに自分たちのペースで不妊治療をしていこうと言いました。
子供は欲しい。
その思いは確かですが何事も真面目に取り組む頑張り屋の妻が、不妊治療で頑張り過ぎて無理をしてしまわないか心配でした。
夫に出来ることは少ないですが、
なるべくサポートして自分の協力出来ることはしよう
二人三脚で不妊治療をやっていこう。
そう決意をし、僕ら夫婦の治療がスタートしたのです。
次回は不妊治療について書かせて頂きます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:shin
年齢:31歳
子どもの年齢:1歳0か月
1歳児の男の子のパパです。子育てで感じたことや子育てあるあるを絵日記にしています。皆様に共感して頂けたら幸いです。イラストレーターになることを夢見て日々インスタグラム(shinmopapani)にアップしております!
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