こんにちわ、もものしかです。
先日、気分転換に散髪に行きました。
ヘアカタログのキレイなモデルさんと、私。
顔が違いすぎて、仕上がりはいつも別物になってしまい、後悔します。
流行りのシースルーバングをオイルで濡れ髪アレンジ…とか言いますけどね。
こっちはね、流行る前からやってますから。
皮脂でベトつく薄毛の前髪の、安定の毛束感たるや…ようやく時代が私に追いついた位に思ってます。
顔が違うだけで、私は同じオシャレな髪型を楽しめないなんて…こんなの理不尽すぎます。
と言うことで、今回は…
【私が産前産後に〈理不尽〉に感じたこと】を、ご興味ないかと思いますが、お届けしたいと思います。
まずはじめに…
①妊娠初期
冒頭から汚いお話で申し訳ないのですが、私は妊娠中つわりがひどく、四六時中吐いていました。
ある日、どうしても買い物に行かないといけない日があり、止むを得ずスーパーに出掛けたのですが…出先でも吐き気が止まりません。
トイレで吐いてしまった私。
ふと鏡を見ると、ピタリと吐き気が治りました。
自分の顔がブスすぎて。
吐き気どころか、血の気も引くブス加減。
自分の顔を見て、自力でつわりを治すなんて、すごい特殊能力。
私シャーマンだったのかな。
②妊娠後期
結局、産まれる直前までつわりは治らず、あまり食べられなかったにも関わらず、なぜか体重は増える一方で、臨月には15キロの増加。
会う人、会う人みんなに…
あ、ちょっと待って。
これは、妊娠関係なかった。今でも言われてる。
③出産
長く辛かったマタニティーライフとも、ようやくおさらば。
残すところ、最後の砦の出産のみ。
その前に立ちはだかる、恐るべき陣痛の戦い。
いよいよ子宮口も全開に差し掛かり、もがき苦しむ私の元へ、助産師が声を掛けに来てくれました。
が、しかし…
OK。
それ、今じゃない。
患者様への傾聴の姿勢ね、分かります。
でもね。全開なんです、子宮口が。
毛穴じゃない、子宮口。
わずかに残る理性を頼りに、心の中でひっそりつぶやきましたよね。
チェンジで…と。
④出産直後
長時間に渡っていきみ、おまけにシモが想像していた遥向こうの先まで裂けてしまった痛みで、出産直後の私は、感動や幸福感とは程遠い、産後廃人と化していました。
シモの縫合直後の、分娩室。
そこへ義実家ファミリー総勢6名が、無事出産の知らせを聞いて駆けつけてくれました。
すでに主人と、私の母も付き添いでいてくれたので、総勢10名。
カナッペが似合うちょっとしたパーリー会場さながらの、分娩室。
そこへ、赤ちゃんを囲んで記念写真を撮ろう、と義理の父。
家族が増えて、みんなが幸せそうな笑顔。
しかし肝心の私は、このまま悟り開いちゃうくらい無の境地。
あとで、この時の写真を見返すと…
もうね、お通夜感がすごい。
みんなが私を囲んで、笑顔のお通夜。
もっとね、雑誌の中の様な記念写真が取りたかったです。
⑤産後
里帰りから帰ると、自分の力で身の回りのことも赤ちゃんのお世話もしなければなりません。
疲れ果てて、添い乳しながら寝落ちしてしまった私に、そっと主人が教えてくれました。
もうね。
だから何?って話ですよ。こっちからしたら。
お乳が服の中に納まってるなんてね、幻想ですよ。
これは、文明開化ですよ。
子育て時代の幕開け。固定概念は捨てて、見れてラッキー位に思って欲しいものです。
まあね、冷静に考えるとね。
見れてラッキーなお乳ではなかったんでしょう。
どうでしたか?
皆様は、なにか理不尽に感じた事ありましたか?
子育ては、自分の身に起こる色んな理不尽と引き換えになってしまうことも多いですが、子供の笑顔のために、今日も全国のお父さんお母さん、頑張っていきましょう。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
>>次回エピソード:年子の男兄弟はかわいそうって、次は女の子をって何?きょうだいの性別へのモヤモヤ by もものしか
著者:もものしか
年齢:肌年齢47歳
子どもの年齢:3歳と1歳
先立って紹介することが何もない、ただの主婦です。色ぬりが苦手で、サザエの内臓のような色合いの絵になってしまいます。
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