何かとこだわりを求めてしまう私は、第一子の出産準備の時に、とにかくネットで調べまくってベストをつくした育児グッズを収集しました。
その中で、我が家の生活スタイルや息子の好みに合わずに失敗してしまったのは、チャイルドシートでした。
新品で6万円ほどの大きなチャイルドシートは、実家が遠い私の里帰りを考慮しての選択でしたが、車のサイズと合わず後部座席でただただ邪魔なだけ。
初めての子ということもあり、特に新生児期は神経質になりすぎて車で外出することも避けていたので、チャイルドシートを使う機会もあまりありませんでした。
月齢が上がってからは、週末車に乗ることもありましたが、チャイルドシートに乗せるとギャン泣きで大騒ぎ。ドライブで寝かしつけでなんて夢のまた夢でした。
そんな苦い経験をした私は、第二子を妊娠中、パソコンにへばりついてチャイルドシートの研究に明け暮れていました。
そこで目に留まったのが、トラベルシステムのチャイルドシートです。
上の子の幼稚園の行事や、週末に大きな公園に遊びに行くことが多い我が家の生活スタイルを考えると、可能な限り赤ちゃんに負担をかけないように移動する為には、寝かせたまま取り外しができるトラベルシステムが最善なんじゃないかと思ったのです。
私が目をつけた商品は、チャイルドシート本体に日除けの帆がついていて、そのままベビーカーに簡単にセットできるものでしたが、すでに廃盤商品でした。
それまで新品にこだわっていましたが、機能性重視に変更し、チャイルドシートをオークションで、取り付け可能なベビーカーを育児用品の専門店にて購入し、ひと通り揃えました。
予測通り、これこそまさに最善のアイテムでした。
次男が生まれ、新生児期は滅多に車でお出かけすることもありませんでしたが、その代わりバウンサーとして家の中で大活躍してくれました。
取っ手が付いているので部屋の中での移動もスムーズで、小さなお兄ちゃんが生まれたばかりの弟をチャイルドシートに乗せて、ユラユラあやしてあげる姿も見られました。
一ヶ月検診が無事に終わるのと同時に、長男の自転車補助輪外しの練習が毎日行われました。
私はできるだけ「赤ちゃんがいるから外出はできない」ということは言いたくなかったので、天気のいい日は家の前や車で10分ほどの大きな公園で次男を連れて練習に付き合いました。
トラベルシステムは、1歳までの使用期間と短いのでチャイルドシートの中にあまり余裕がなく、包まれているように感じるのか、次男もご機嫌で連結させたベビーカーに乗って付き合ってくれていました。
このように、二人の男の子の子育てをスムーズにしてくれたトラベルシステムのチャイルドシートには感謝することがたくさんありました。
ちなみに私がトラベルシステムを知ったきっかけは、英国のジョージ王子ご出産の様子をテレビで拝見した時です。いろいろなところに育児のヒントがありますね。
今はオシャレな育児用品もたくさんあります。楽しみながら育児グッズを吟味するのもおすすめです。
著者:KARANCRON
年齢:33歳
子どもの年齢:5歳・1歳
元気いっぱいの男の子2人の子育てを楽しんでいます。
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