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「一日中、畳の目を読んでるよ!」息子に言われるそんな将来…これでいいんだろうか、私!? by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。

私は現在専業主婦で育児をしています。
将来は仕事に就くことを希望しているのですが、保育園の空きがないこともあり、息子が小学校か、少なくとも幼稚園に入るまでは専業の予定です。 

 

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毎日それなりに楽しく過ごしているとは言え、この選択に完全に自信を持っているわけではありません。
どんなに育児に奮闘したって、それは職歴にはならないし、この数年は私にとって有意義なものになり得るだろうか、ということも考えました。

私は家をピカピカにするとか、凝った食事を作るのが趣味なタイプではないし、
毎日なんとなくごはんを作ってテキトーに家事やって公園で遊んで児童館に行って……という日々は、楽しくはあるけど、私にとってどんな意味があるのかな、一生遊んで暮らしていくつもりでもないのに、こんな風に30代の数年間を費やして大丈夫なのかな、と。
子育てなんてせいぜい20年くらいで終わってしまうのに、 子供が巣立った後、私に何が残るのかな、とも考えたり。

 

でも悩んだところで仕方ないので、
「とりあえず目の前のことをしっかりやる」
「出来ることをなるべく丁寧にやっていこう」
と気持ちを切り替えました。

そう決めてからは、もっと美味しい食事が作れるように料理を前より頑張るようになり(自分比ですが…)、 息子を連れて色々な場に出かけたいと思うようになりました(筋金入りのインドア派だったのに!)。

そうしてるうちに子供の栄養や成長について理解を深めたくなって本を開いてみたり、 今まであまり縁のなかった人達と知り合う機会に恵まれることも増えてきました。
その中には、幼稚園で知り合ったママ友と育児に関する会社を立ち上げた「元・専業主婦」なんて方も。

色々な生き方・働き方があるんだ
と目から鱗でした。

 

子供はいつか手を離れていくけど、知識や関心・経験は私の中に蓄積されていくだろうし、育児しながらだって自分を成長させることはいくらでも可能なんだ、と感じました。
もちろん、それが直接仕事に結びつく可能性は大抵はかなり低いと思うので、仕事を探すにあたってはまた別の努力が必要になるでしょうが……。
でも「何かを得よう」と目的意識を持っての生活は、将来への闇雲な不安をかなり和らげてくれました。

 

 

「これでいいんだろうか」
と悩むのは、それだけ子供や自分の人生を大切に思っているからで、その迷いに真摯に向き合うのは大事なことだと思います。
でも今は色んな立場の人が、自分の生き方を肯定しきれずにいるように見えたりします。
本当なら毎日育児や家事や仕事をこなしてるだけで十分に褒められるべきだし、一歩ずつでも進んでる(あるいは進もうとしている)自分を肯定できたらな、あわよくば親同士「みんな頑張ってるよね、どんな生き方でも有りだよね」と褒め合えたらいいな、と思いました。

まあ私が褒められたいだけなんですけどね……!

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著者:ユーラシア
年齢:30歳
子どもの年齢:2歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。