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はやく!と言わなくても、子どもが自ら動くようになった!? 「魔法の時計」の効果に驚愕 by tomekko

こんにちは。Tomekkoです。

我が家は4歳差、長男は5歳の年長さんです。
1歳のワンパク次男とは正反対に、おっとり、のんびりマイペースな長男。そこが可愛いところでもあるんですが、やはり小学校入学が半年後に迫っているかと思うと、もうちょっとしっかりしてほしい、ある程度のことは自分で対処できるようになってほしい…と、母の愛情は今、『不安』『焦り』『心配』へと変化。その思いを子どもに対して表現しようとすると、どうしても『イライラ』になってしまうんですよね。

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食事は食べ始めて10分くらいするとおしゃべりばかりになって座り方もだらしなくなり、全然箸が進まなくなる長男。

速攻で食べ終わっている弟がデザート待てずに大暴れとなるため、仕方なくデザートを出すとまんまとお兄ちゃんの分も持っていかれます。

着替えや登園準備にしても、靴下を片方履いたかと思うとうろうろ、シャツを着たかと思うと図鑑を眺めたり弟と遊んでしまったり…いつも出かける直前までガミガミ言い続けるも、いつまで経っても終わらずギリギリで半泣きで支度しています。

 

母の口から出る言葉は「早く!」「いつまでやってるの!」「急いで!」ばっかり。自分でも嫌になっちゃいます。

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そんな悩みをinstagramで吐露したところ、驚くほどたくさんの方から共感のコメントをいただきました。

愛する我が子であることには変わりはないのに、ただただ何をしていても可愛いだけの時期である次男に比べて、どうしても注意や叱責が多くなってしまう長男。自分自身の母としての未熟さも自覚しているだけに、罪悪感もありますしやっぱり母親劣等生なのかな…とモヤモヤした思いを抱えていました。

そして共感の多さに「ワタシだけじゃないんだ!みんな同じように悩んでるんだ!」とホッとすると同時に、だからといってそのままで良いわけでは無いので、多くの悩めるママたちと共にこのイライラから解放されたいな~とつくづく思っていたのでした。

そんなある日。
出勤した夫から、とあるURLが届きました。
ネット記事でたまたま見つけた教育系コラムのようなのですが

そのテーマは『「はやく」と言わず子どもを動かす魔法の時計とのこと。
(引用:「はやく」と言わず子どもを動かす魔法の時計親野 智可等/東洋経済オンライン) 

正直、タイトルだけ見てちょっとイラっとしました(笑)

だってそんな魔法のような方法があったら誰も苦労してないし。こういう教育のHOWTO系記事って、結局習い事の広告だったり、もうとっくにやってみてるわーって当り前のこと書いてあるだけでしょ。
自分はほとんど育児に参加してないくせに上から目線で送りつけてきて…いやがらせか?と若干逆ギレ気味でした。

とはいえ藁にもすがりたいワタシ。期待はしないけど読んじゃうんですよね。

すると、その内容は意外にもとてもシンプルなものでした。

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用意するのは、ほとんどの一般家庭にあるアナログ時計、そして動かない(電池を抜くなど)アナログ時計、もしくは紙とペンだけ。

アナログ時計は現在時刻ですよね。
これに対し、『模擬時計』というものを設定するんです。

動かない時計があれば、その針を動かし、無ければ紙に時計を描いて、目標時間に針を設定。

着替え・食事などの行動ごとに、終わらせたい目標時間を表示し、2つの時計を並べます。そして、模擬時計を指して「本物の時計の針がここに来るまでに終わらせようね」と一言。

記事に書かれていた方法はただそれだけでした。

 

当然ながら半信半疑のワタシ。イヤ疑いというか「どうせこんなことしても無理だろう」という諦めが8割くらいだったかも。

でも、本当にたったそれだけのことで、長男の行動はガラリと変わったんです‼(ステマじゃないですよ!)

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驚くことに、朝食、着替え、登園のお仕度。全てが目標時間の5分前に終わったんです‼

もともと、できないだろうけど(ヒドイ)一つでもできたら大袈裟に褒めよう、と思っていたワタシですが、なんと不覚にも涙が出てしまいましたっ…‼

あんなに悩み、苛立ち、怒鳴り続けた期間はなんだったんだ?というぐらい、あっけなくそれは解決しました。

 

そりゃもう号泣しながら長男を抱きしめますよね。ベッタベタに褒めまくりました‼

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すると…これをきっかけに、長男は他の行動までが変わってきたんです!

次回は、魔法の時計一つでなぜこんなに変わったか?そしてその先の長男の変化についてもお伝えしたいと思います。

>>次回エピソード:「早く」だけじゃ、子どもには伝わらない。模擬時計で時間の流れを「見える化」した結果 by tomekko

 

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著者:tomekko
年齢:35歳
子どもの年齢:長男4歳、次男8ヶ月

4歳差の兄弟に日々育てられています。次男誕生を機に、インスタグラムでこそだて絵日記を始めました。ビッグベビーの次男に体力を奪われ、マイペースな長男に精神力を奪われながらも、絵を描く時間が最高の癒し。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。