先日、美容院で出された雑誌を見ていたら、「脳活」の特集をしていました。
子ども産んでからずっと、脳がぼんやりしているのを感じている私、食い入るように読みました。
いろいろと脳にいいことが載っていましたが、その中でも目に付いたのが、「料理をすること」。
なんでも料理は、いわゆるマルチタスクで、茹でながら切ったり段取り考えたり、とても脳にいいそうです。
わかります。私も、あれやってこれやってと効率を考えて、ビシッ!と決まった時は、カ・イ・カ・ン……。
脳にいい物質、出てそうですよね。
でも、育児しながらの料理って。
思い通りにならなすぎて、脳の血管切れそうですよね……!?
脳にいい物質どころか、脳細胞爆発させるようなストレス爆弾ぶちこんできますよね!?
となると、このままじゃ私の脳、やばいんじゃない?!と思い、対策考えてみました。
育児しながらの料理の、何がストレスって、脳みそフル回転して組まれた段取り実行中!に、子どもの要求などで強制ストップ、あれもこれもなし崩し、頭の中ボフン!となることだったりします。
かといって、子どもの要求を「ちょっと待って!」と制し続けることもキビシイ。
そこでできること。
1:工程中断でパニック→ ちょっと止まっても大丈夫なように全工程を見える化しておく
2:料理フル稼働してる時に子どもの要求来るのしんどい→ 応えられるタイミングを作っておく
かなと思いまして。
1は、冷蔵庫に貼ってるマグネットシートに、ざっくりと書くようにしました。
はい、汚いですけど、いいんです、料理という壮大な流れの中の、何かあった時の『セーブポイント』がわかれば。
これだけでも、頭の中爆発するの防止できるようになります。「ああもうやだ!」みたいな絶望感、ゲームオーバー感が、なくなります。
これ書くの1分くらいですので、料理の前にこの時間を取るだけでかなり楽になります。
2は、「料理とは、どうしても手の離せない時間があるものだ!」と開き直って、子どもたちに【宣言】するようにしました。
まずご飯作り始める前に、「ママはこれからご飯作ります」と宣言。子どもたちはおのおの、テレビを見たりおもちゃで遊んだり。
そして、「炒め物する」「生肉切る」など、手が離せない、要求に応えられない作業をする前に、「これから5分ほど手が離せなくなるので、何かあれば今のうちに言ってくださーい」と宣言。
これをやっておくと、トイレなんかは手の空いてるうちに行ってくれるようになったり、どうしてもな時も作業が終わるのを待ってくれたりするようになりました。
この【宣言】のタイミングも、1の工程表があれば自分でも把握しやすいです。
また、子どもたちがランダムに発生させる「おてつだいしたい!」というイベントにも、工程表があれば「じゃあこれをお願いしようかな」と応えやすくなります。
たかがこれだけなんですけど、育児×料理のストレス、かなり減りました。
「料理できた!」という達成感で、脳にいい物質、出るようになった気がしています。
著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:5歳と3歳
マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。5歳男児&3歳女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ 流し中。
website:http://umeyon.net
最新刊:「伝えるチカラを身につけたらダメ旦那が稼げる男になりました」
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