現在、私は6ヶ月になる女の子を妊娠しています。息子に引き続き、授かることのできた大切な娘、大事にしていきたいなと母としての幸せを毎日かみしめています。
そんな中、1歳9ヶ月になる息子を初めて妊娠した頃のことを思い出すことが度々あります。
息子を妊娠してすぐの頃は、どんな感じだっただろう?娘とは「妊娠初期症状」がだいぶ違う気がする。みんながみんな同じということはないけれど、こんなにも違うものかと感じてます。今回は、私が感じた男の子と女の子の「妊娠初期症状」の違いについてお話ししていきたいと思います。
息子の妊娠時、妊娠検査薬で確認した頃、私は朝9時から最大15時までのパートをしていました。つわりはあまりなく、お腹がまだ全く大きくなかったので仕事もあまり負担を感じることもありませんでした。
しかし、妊娠初期症状として私の体に最初に症状がでたのは「貧血」でした。元々、職場での簡単な健康診断でも少し「貧血」気味ではあったのですが、妊娠することでその症状は急速に進行していきました。
妊娠8週目、つまり私にとって妊娠確認をして3週間程が経過した頃、立ち仕事がメインだった私は立ちくらみが頻繁におきたり、少し作業するだけで息がきれて疲れを感じやすくなっていきました。
日が経つにつれてこれらは増していき、やがてひどい眠気に襲われるようになりました。作業中に定期的に椅子に座って休憩をとり、パート仲間や社員さん達にも迷惑をかけてしまいながら、何とかお昼まで作業をこなしていくといった日々が続きました。
このような症状が出始めた頃、妊婦検診での血液検査がありました。「貧血」の一項目数値だけが大幅に基準値を下回っていました。確かに雑誌やネットを見てみると、お母さんのカルシウムや鉄分の多くが赤ちゃんの栄養分として吸収されていくということを知りました。
これは自分自身の栄養分と赤ちゃんに必要な栄養分も足りていないのではないか?と思った私は、食べ物を気をつけたり、サプリメントを利用し始めることに。これで完全ではありませんが症状が和らぎ、妊婦検診の血液検査でも正常値まで戻すことができました。
このように、息子を妊娠した頃の「妊娠初期症状」といえば「貧血」でした。立ちくらみや疲れ、極度の眠気がメインで「つわり」症状が始まったのは、その後9週目・10週目の安定期を迎えた頃からでした。
一方、息子の時に比べ、現在妊娠中の娘の場合は、妊娠検査薬で確認した頃からすでに「つわり」がひどい状態でした。
吐き気はもちろん、熱っぽさ、体のだるさなどがメインで徐々に日が経つにつれ食べられないものも増えていきました。息子の時と同じくお米の炊きあがりの湯気が駄目。前回と異なる部分といえば、お菓子やスイーツ、大好きな麺類を前は食べられたのに、今回は食べる気持ちにもあまりなれませんでした。
お腹がまだ大きいわけではないのに、少し動いただけで疲れてしまったり、風邪をひいているわけではないのに腰痛や背中の痛みを感じたりと息子の頃は感じたことがないものばかりです。
そして、つわりは9週目、10週目の安定期を迎えても治まることはなく、現在20週目(6ヶ月)を過ぎて多少治まりつつあるものの、なくなることはなく続いています。
息子と娘の妊娠を経験していますが、妊娠初期から安定期の症状を比べてみると大きく違うことがたくさんありました。
男の子と女の子の妊娠初期症状が違うということはありませんが、胎児1人1人によって様々な症状があるのかもしれません。
ただ私が感じたことは、「つわり」や「貧血」の症状が出るのはお腹の中で愛おしい我が子が一生懸命生きようとしているということなんだなということです。
娘を出産するまで約4ヶ月。家族みんなで頑張って、辛さやしんどさを乗り越えて、娘を迎えてあげたいなと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:ひめ
年齢:30歳
子どもの年齢:1歳9ヶ月
家中を暴れまわる元気な息子の育児に奮闘しながら、妊娠中の娘からお腹をポンポコ蹴られる毎日を過ごしています。まだまだ新米ママですが、自分が経験したことを文章にすることで、これから出産や妊娠を控えている女性の支えや参考になるものが書ければと思っています。
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