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腰痛が回復せぬまま、2歳差姉妹育児に突入!…心も身体も余裕のない日々に帰国も検討  by さとえみ

理想通りのマッサージが受けられないまま月日は流れ、次女が誕生した。 
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めでたいのはめでたいのだが、2歳差育児の大変さにパニックにもなった。
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個人的には初めての育児よりもキツイと思っていたが、周囲の人間は「もう2人目だから慣れたものよね?」という感じであった。
あの時はトラブルばかりで腰の痛みを忘れる勢いであったが、腰の痛みも痛みでかなり深刻であった。

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いよいよ精神的にもツラすぎてたまらんとなった時、3度目の旦那ハーンの「行ってみるヤン?」がさとうの鼓膜を震わせたのであった。

マッサージして欲しさに日本に帰国することを検討するまでになったさとうにとって「マッサージもしてくれるし、たまに外に出た方が気晴らしになるかも」という言葉は天から吊るされた一本の蜘蛛の糸のように、儚いけれど美しい希望のように思えたのである。

 

暗黒のトンネルの中、手さぐりで育児をする日々の中… 

なまっているというよりかは「負傷している」という形容の方がしっくりくる体を引きずって、さとうは4番目に出会うキネジストの家を訪ねた。自宅の一部を改装して開業しているとのことであった。
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そこで扉を開けたキネジストは、あいさつもそこそこに、さとうの骨盤ベルトを見て「そんなものをつけているから腰が痛くなるのよ!」と言い放った。
そして「それをつけている限り筋肉がつかなくなるから外しなさい」と…。

  “ああ、また筋肉かー”
そう何故か絶望した。

一応、次女を産む前など自分なりに散歩をしたりしてそれなりに運動をしてきた。ストレッチもやった。しかしどうしても足の付け根を押えると痛いし腰も痛むのだ。

これ以上は無理だ…頑張れない…。

乾いた笑いを浮かべるしかなかったさとうに、そのキネジストは「とりあえず横になって」と指示した。

つづく!

>>次回エピソード『股関節の痛みは妊娠で伸びた靭帯が原因!?…今までのキネとは違うかも知れない!!』

 

 

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著者:さとえみ
年齢:37歳
子どもの年齢:4歳6歳8歳

大阪生まれの大阪育ちで似顔絵師をやっていましたが、今はフランダース地方で白目むきながら三姉妹の母をやっております。日々の生活に追われながらも絵を描くことだけは忘れたくないと時間短縮のためにたどり着いたのはiPad miniでブログ絵を描くこと。考え方のまるで違うシロクマ似の旦那様と元気いっぱいの三姉妹に囲まれて、「パトラッシュ…もう疲れたよ…」と言いながらもブログを更新しております。

ブログ:フランダースの三姉妹 

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