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「…ええい、離婚だ離婚!」整理できない不満、気持ちの余裕ゼロ…まさかの離婚危機に!? byユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。

里帰りを終え、0歳育児まっただ中の頃。私と夫は離婚危機に直面していました。
言い出したのは私。
理由は、夫が私の生活の変化にあまり気付いていなかった(少なくともそう見えた)ことです。

 

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出かけるとき、これまでは自分の支度だけすればよかった私が、今は自分と赤ちゃんとの二人分の用意をしていること。
眠くなっても、まずは赤ちゃんを寝かせないと眠れないこと。
朝起きたら、自分の朝ごはんよりも先に赤ちゃんに授乳をしなければいけないこと。

そういうのを「言わなくても分かって、労ってくれている」と思えなくて、言えばよかったのかもしれないけど、不満をきちんと整理して伝えるほどの余裕がなかったために、「言いたいことは色々あるけど上手くまとめられない! もうまとめるのも面倒くさい! ……ええい、離婚だ離婚!
と突っ走ってしまいました。 
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思えば私も夫も育児というものをあまりに舐めすぎていたというか、事前準備が足りなかったのだなと思います。


出産前の私は、なんとなく「夫は仕事、私は家事と育児。でも育児は二人の子供のことだから、 なるべく力を合わせてやろうね」くらいに漠然と理想図を描いていました。それは今でも理想ではあるのですが、実際はこんなに綺麗に、そして簡単に分担されるものではないんですよね! 
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私は実際に赤ちゃんを育ててみて、「育児舐めてたーー」と痛感しまくりましたが、夫は日中は仕事でいないし、休日も私がほとんど全てをやっていたから、いつまでも分かってくれないまま。

ここで私が冷静に理解を求めるか、夫がもう少し気にかけてくれればすぐに解決したと思うのですが、私は「覚悟が足りないまま嵐のような育児生活に入り、揉みくちゃにされて狂乱状態」、夫は「なんだかよく分からないけど、とにかく妻が荒れ狂っていてポカーン…状態」。
お互いに話が噛み合わず、分かり合えず、分かち合えず。
夫としても、ちょうど職場で人事異動などがあり(息子が生まれたのは4月でした)、腰を据えて家庭に集中するということがなかなか出来なかったようです。

 

結局、何だかんだと揉めている内に時間が経ち、 育児に少しずつ余裕が出てきたことで全てが丸く(?)収まりました。でも私にもう少し勢いと行動力があったら、 あるいは夫が逆ギレしたり愛想を尽かしていたら、離婚していた可能性も十二分にあったと思います。
あんな訳が分からない状態で衝動的に離婚しなくてよかったと安心しつつ、 当時の私達は夫婦として全く機能していなかったなとも反省しています。
私は「とにかく大変! 大変なの! もう離婚だ!」と説明を放棄し、夫は「何が大変なの? よく分からない。明日も仕事だし、もう寝る」と想像を放棄していた、という感じでしょうか……。

 

当時の自分の暴走を反省しつつ、「でも産後しばらくは夫が少し多く負担を背負ってくれてもよかったんじゃないかな…!?」 と思うのが正直なところです。 だってこっちは長い妊娠生活で心身を削られた挙げ句、 出産という、誰の人生でもTOP5に入りそうな物理ダメージを受けたわけですから! 幸せでもありましたけど! 
妊娠出産を乗り越えたというだけで、しばらくは結講色んなことが許されてもいいのでは!?ついでに今日の夕食、美味しいもの買ってきてくれないかな〜〜!
もう産後2年以上経ってるけど〜!
(……最近はさすがに甘えすぎかもしれません。気を付けます……)

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著者:ユーラシア
年齢:30歳
子どもの年齢:2歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

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