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親が本気出して挑む保育園の運動会。大人が全力で頑張ったり楽しんだりするってサイコーだ!by tomekko

こんにちは。もともとの運動オンチに加えて産後の運動不足でひたすら衰えていく自分が怖いtomekkoです。

子どもの頃から絵を描いているか本を読んでいるかだったワタシ。積極的に運動するなんて姿は親がどんなに望んでも見せたことがありません。(そういう意味ではインドアな長男を責められない…)

 

それでも産前は人並みの体力と筋肉はつけたい!というか痩せたい!とジムに通ってみたり、乗馬を始めてみたり…となんとか運動する機会は作っていました。

 

しかし産後はもはや自分のための優雅な時間なんてほとんど無いし、抱っこで筋肉痛や腱鞘炎になってるから、敢えて体を鍛えたいとも思えず、授乳痩せしていい気になっていたのもあり、このアウトドアブームの中、全く運動らしい運動をしていません。

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おっとり長男のおかげで男子の母のくせにさほど追いかけ回す苦労も味あわずにここまで来てしまったのですが、でちでち走り回るようになった次男のおかげで、いよいよここへ来て洗礼を受けています。

 

さて本題。

 

そんな運動不足の我が家(あ、ワタシだけか)が、年に一度だけ全身筋肉痛になる一大イベントがあります。

 

そう、保育園の運動会です!

 

我が子の通う保育園は、もちろん子どものための運動会なのですが、プログラムを見ると、なんとその半分が親(または親子)競技なのです‼︎

 

「子どもに頑張ってもらいたいなら、親自身が本気で頑張っている姿を子どもに見せることが大切」という園の理念があり、毎年親たちもがっつり運動できる服装で参加し、ほとんど休む間も無く次々と出場します。

 

コレね、良い。とても良いです。

 

1年目は、プログラムを見た時かなりびっくりして、毎年運動会は大雨になればいいと呪いをかけていたタイプのワタシは(えぇ〜…そういうのホントやめてよ〜…)と思っていたのですが、いざその様子を観たら考え方が変わりました。

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もうもうと土煙を上げてほとんど競技の様子が見えないパパたちの棒取り合戦。みんな真っ白になってかえってきます(笑)

大の大人がドミノ倒しになってわちゃわちゃするムカデ競争や二人三脚も笑いどころ満載。 

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クラス対抗リレー(親&先生)では、子ども用の小さなコースでカーブを曲がりきれず必ず転ぶ人が続出。親は本気で悔しがり、応援席では子どもたちも熱狂します。

 

我が家は毎年夫がリレーに出るのですが、年を重ねるごとにどうしたらあの魔のカーブを突破できるか検証を重ね、なんだかスニーカーにもこだわり出しました。(オイ)

しかもなんでも見た目から入るタイプな夫、実力より速そうな服装でバッチリ決めて参加するため、なぜかアンカーに選ばれてしまいプレッシャーを背負いこむ自業自得。

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親が我が子を運ぶレースや騎馬戦は子どもも大喜びで、家族の一体感も高まり良い思い出になります。

 

 

ビデオやカメラを構えて応援するイメージだった運動会ですが、親参加型で良かったなぁと今は思います。

 

よその子と比べたくなくても、さほど運動が得意でない我が子には頑張ったね〜くらいしかかける言葉が無く、運動オンチが遺伝してしまって申し訳ない気持ちになるばかりなのですが、親自身もズッコケたり悔しがったりしながら参加すると、不思議と子どもの勝ち負けなんかどうでもよくて、ただただ今年も楽しかったね‼︎明日の筋肉痛が怖いわ〜(ホントは3日後だけど)と笑顔で気持ちよく終われるのが本当に良い点です。

 

そしてふと気づいたこと。

 

コレ、別に運動会や行事でしかできないことじゃないんですよね。

 

ただ子どもを公園に連れていって遊ばせて自分はベンチで見てるだけ、よりも、結構ガチな鬼ごっこをしたり、砂場で手を泥だらけにして本気の水路を作ったり、親の方が夢中になって楽しんでいると子どもも飽きずに遊ぶし、周りの子どももなんか楽しそうな気配を察知してどんどん集まってきて、いつの間にか楽しい団体になっているという相乗効果が。

 

さほど子ども好きというわけでもないワタシですが、重い腰を上げてやってみると、その日のことを子どもが何度も楽しかったねと思い出して言うんです。(よっぽど普段遊んでないみたい…)

 

おうち遊びでも、粘土に本気出したり、プラレールのコース作りを極めたりと、大人が全力で頑張ったり楽しんだりしている様子を見せることはできます。

 

もちろん毎日じゃなくていいんです。むしろたまに見せる姿が印象に残る気がします。

 

子は親の背中を見て育つ、なんて昔から言いますが、遊びの部分でもやっぱりそうなのかも。

子どもはほっといても勝手に自分で遊ぶだろうなんて思っていましたが、やっぱり親の姿を見て、真似をして、だんだん自分なりの遊び方や発想を身につけていくのかもしれません。

そしてそれが、将来的に『自分の頭で考える人』になってくれることを祈って、「おつきあい」じゃなく自分が楽しむつもりで、子どもたちと(たまには)本気で遊んでいこうと思います。

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著者:tomekko
年齢:35歳
子どもの年齢:長男4歳、次男8ヶ月

4歳差の兄弟に日々育てられています。次男誕生を機に、インスタグラムでこそだて絵日記を始めました。ビッグベビーの次男に体力を奪われ、マイペースな長男に精神力を奪われながらも、絵を描く時間が最高の癒し。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。