皆さんこんにちは、いったん口内炎ができるとなかなか治らないちちかわです。
今年は残念ながらあまり天気に恵まれなかったけれど、 皆さんは夏休み楽しく過ごせましたでしょうか?
うちは私が働き始めた関係で、夏休みの間は母方の祖母(私の実母)に数日間ずつ来てもらい、留守をお願いすることが多かったのですが、おかげで子供達は三人ともすっかりおばあちゃんっ子になりました。
そこで今回は、おばあちゃんとの生活について思い出して書いてみます。
私の実家も決して近距離ではないので、それまでは年に数回の帰省の時だけしかおばあちゃんには会えませんでした。そのためお互いに、会う時はひたすら楽しく、行楽地やショッピングモールで遊んだり外食したり…という特別な時間を共に過ごす存在であり、祖母と孫たちだけで日常生活を送るというのはこの夏が初体験です。
それゆえ子供達は当初、
おばあちゃん=「色々と買ってくれる人」「お願いすれば大概きいてくれる人」
だと思い込んでいて、はじめは大興奮でわがまま放題言っていましたが、数日もすると、
早寝早起きが強制で
挨拶にきびしく
食事のマナーにはうるさく
おやつは果物ばかりで
散歩に行っても特に何か買ってくれるわけでもなく
テレビは時代劇や大河ドラマ優先
(おばあちゃんは録画がヘタなのでリアルタイムで視聴します)
という状況に気づいて、すぐにおとなしくなっておりました。
また実母の方も、毎日わきおこる孫達のわがままを回避するため 「お母さん(私)にきいてからね!」という手段を使うようになったことで、いわゆる“祖母がついつい孫を甘やかしてしまう図”は消滅。
子供達はガッカリですが、長期休み中も早寝早起きを、だとか、お箸の使い方はしっかり細かく指導しよう、などなど、おばあちゃん側が意識的に厳格に対応してくれたことは、親としてもありがたい部分が多かったです。
夏休み中のため花火や海水浴もあって、まるで合宿のようでした。
挨拶が丁寧になったなどの他に、あとあとになってからおばあちゃんっ子になったな~と私が実感したのが 「言葉づかいの変化」ですね。なにしろジジババっ子は言葉が古い!
靴のことを「ズック」、
レギンスは「モモシキ」と言い出して
(実母は北関東出身ですが相当なまっております)
思わず「それはおばあちゃんの言い方だから、お外ではやめようね」と言ってしまいました…
こういう単語の刷り込みって恐ろしくて、将来成人して親元を離れてもその言い方のまま思い込んでたりするんですが、私自身が、タートルネックのことを「とっくりセーター」と呼んで、友達に笑われた過去を思い出してアーッ!!となりました。
そこは今でも恨んでるからねお母さん…!
著者:ちちかわえみぞう
年齢:アラフォー
子どもの年齢:長女7歳、長男5歳、次男3歳の七五三トリオ
育児中の自由のなさ、動けなさを、Twitterで解消するしがない主婦。一人でこっそり食べるアイスが一番の癒やし。
ブログ:手すさびに紅き萱穂を
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