ゼクシィBabyみんなの体験記では皆様から "妊娠・出産・育児で嬉しかった話" を募集しました。
ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。
妊娠・出産という奇跡的な出来事を通して家族やまわりの方からの愛情、絆、支えを改めて
感じた話、育児をとおして子どもたちから思いがけない言葉やプレゼントをもらった話など、
多くの喜びや嬉しさが溢れる作品ばかりで涙なくして読めませんでした。
今回の企画を通して、赤ちゃんのために毎日を懸命に生きている
妊婦さんやママたちの心にも、“嬉しい”気持ちが広がれば幸いです。
では567件の応募作品のなかから、受賞作品9つを紹介させていただきます。
マルサイさん賞
マルサイさん
マルサイさんのコメント
三児の母として共感することが多く、ウンウンと頷きながら読ませていただきました。育児は大変なことばかりですが、子どものふとした言動が今までの苦労を帳消しにしてくれることがあります。そんな瞬間に立ち合えたような、読んでいるこちらまで嬉しくなるお話でした。睡眠不足を解消する間もなくボロ雑巾のようになりながら小学生、保育園児、新生児のいる生活を切り盛りするお母さん。そんなお母さんの姿を見て7歳の長男くんが作文に綴った「3人もうんでくれてありがとう」という想い。「3人うんでよかった!」私もそう思わずにはいられませんでした。お母ちゃん業、今日も頑張れそうです!
ヒビユウさん賞
ヒビユウさん
ヒビユウさんのコメント
妊娠・出産は女性がするものなので、男性はなかなか女性の気持ちや不安を理解できなかったり、実感がわかなかったりするのではないかと思っていました。でもご主人はずっと、ひのたさんの気持ちに寄り添われていたんですね。その優しさが最も伝わってきたのは、ひのたさんが手術から帰宅したときの言葉でした。考え抜いた言葉ではなく、夫婦で同じ気持ちだったからこその言葉。心を打たれました。そして、思いがけず知ったご主人の涙…。ひのたさんのことを一番に考え、支えていくんだという芯の強さを感じました。夫婦になり家族になるということ。それぞれを想い支え合っていくこと。家族にとって大切なことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
編集部からのコメント
きょうだい児が生まれたとき、上の子を甘えさせてあげたいのに、状況や気持ちがうまく追いつかず思うようにいかないことはありますよね。乳腺炎になって痛く、体調も悪いなか授乳するだけでも辛いのに、上の子のグズリ…。想像するだけでも辛く切ない状況です。そんななかでの息子さんの一言から、息子さんのママへの愛、やさしさが強く伝わってきました。子育てで頑張ってきたことは、いつか子どもの成長となって返ってきます。この慌ただしい日々を懐かしく想う日まで家族で支えあって頑張ってください。
受賞理由
お腹の赤ちゃんのことを第一に考えて行動していたのに切迫早産の状況が悪化したことに辛さと悔しさを感じたこと。さらにその気持ちをぶつけられる相手(夫)がそばにいない切なさに編集部員も共感しました。そしてご主人が登場する場面ではさつぽんさんと同じように嬉しく、感動して涙…!たとえ距離は離れていても心はつながっている。魔法のドアのように、距離をもろともせずに駆けつけてくれるご主人の優しさに心温まりました。妊娠・出産はママ1人で乗り越えるものではなく、パパの力も必要だということを改めて感じさせてもらえるエピソードでした。