子供の頃、家族で外出する時はいつも母が一番遅くまでバタバタしていた思い出。
皆で「遅いー」と言いながら玄関で待っていたのですが、思い起こせば出かける準備を全てやっていたのは母でした。私は何もせずに「遅い遅い」と文句を言っていたのだなぁ。
自分に子供ができてから、出発準備の煩雑さをやっと認識しました。
これらを一人でやっていたらいつまでも出発できないので、夫婦で手分けして準備したいところです。
幸い夫は協力的なタイプですが、支度を手分けする流れが定着するまで我が家で気を付けていたことを挙げてみます。
まず、朝起きたらすぐ私自身の支度を済ませます。
こればかりは手分けできなし、化粧など身支度はどうしても男性より時間がかかるので、朝起きて皆がくつろいでいる時間帯に済ませてしまいます。
その後、そろそろ出かける準備するかーとなったら「出発までに済ますこと」をざっと全て言い、どれかやってもらいます。
全部並べ立てることで
・これから家を出るまでに済ますタスクの見通しがつく
・手分けしてやらないと出発が遅くなる感が伝わる
・複数あるタスクのうちから選ぶことで「やらされてる感」が減る
かなと思い、毎度ズラズラと言葉にしています。
全てを同様に手分けするわけではなく、息子用の荷物など自分で準備する方が早いものは私がやり、その時は夫に別のことをしてもらいます。
指示する形になるときは、自分が今やっている内容も伝えることにしています。
単に「靴下履かせて」と言うより、「今私はこんな(おそらく靴下を履かせるより煩雑な)準備をしているので、あなたは靴下履かせて」と伝えるほうが不公平感が減る気がするので…
そんなこんなで子供が生まれてからの出発準備も2年目。
今では何も言わなくても色々やってもらえて本当にありがたいです。
眉屋まゆこ
Twitterにて育児マンガを連載。子育てママユーザーから共感を得て作品が拡散、様々なWEBメディアに取り上げられるなど話題になる。大手育児情報サイトなどでも連載開始。
Twitter:https://twitter.com/m_mayuya
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