もともと、あまり生理が重くなく、「まあ、経血ってやっかいだよね☆」くらいだった私。
「出産すると、重かった人は軽くなり、軽かった人は重くなる」なんて聞いていたけど、「じゃあ私は重くなるのかー、薬が手放せなくなるのかな?」くらいに思っていました。
そんなレベルで、初潮から20年ほど経過して、出産。
中学高校時代、よく、生理が重くて保健室で休む子っていたじゃないですか。
全力で土下座して「その大変さ、微塵もわからず、申し訳ございませんでした……!」と謝罪したくなりました。
まず、ほとんどなかった「生理痛」が、ものすごく重くなりました。
「重い」という表現がよくわかる、痛いだけじゃなくて、子宮が鉛になったような「ズドーン」という重みがある、痛み。
立ってるのはもちろん、椅子に座っているのもツライ。
この状態で、子どもたちを抱っこしたり、走る子を追いかけるのは、なかなかの苦行。
ただ、こういった「痛み」は、痛み止めの薬を飲むことで、いくらかマシになりました。
頭痛や腰痛、歯痛など、各種痛みも生理前になると出現しますが、これらも痛み止めで対応できます。
やっかいなのは、倦怠感、ほてり、眠気、肌のかゆみや肌荒れ湿疹、口内炎など、痛み止めの薬ではどうにもならない症状。
免疫力も下がっているので、風邪もひきやすく、扁桃腺炎やリンパ節炎にもなりやすくなって。
これらの「カラダの不調」に加えて、これがもう手がつけられないのが、「ココロの不調」。
自分でもコントロールできないような、イライラ、落ち込み、マイナス思考が暴走します。
「これはホルモンバランスのせいだ!」と頭でわかっていても、止まらない。
子どもや夫に当たってしまう。そして自己嫌悪。負のループ、ぐるぐる。
これが、生理三日目になると、経血と一緒に憑き物が出ていったかのように、気分爽快、スッキリします。
だけどまた、排卵日あたりから、少しずつ不調になっていき……結果として、月の半分は、まともじゃない状態に。
妊娠出産以外で、初めて、婦人科を受診しました。
出産後に生理が重くなったこと、月の半分はしんどいことなど、相談すると、
「ストレスや疲れが胃や腸に来る人がいるように、卵巣(ホルモンバランス)に来ているのでしょう」と言われました。
そして、ピルを処方され、しばらく飲んでみることに。
ピルは慣れるまで副反応もありましたが、生理前のイライラや生理痛はいくらか軽減されました。
ただ、疲れが取れない時、ストレスが重なった時などは、イライラや生理痛もガッツリあります。不正出血もありました。
結局は、疲れとストレスを溜めないようにするのが、1番だということ。
骨身にしみました。
痛みには痛み止め、肌荒れや口内炎は皮膚科や歯科で薬をもらって、あとはゆっくり休んで眠かったら眠れるようにして。
1つ1つに対策案出しおいて、1つ1つやっつけていけたらなと思っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
>>次回エピソード:限りある時間の中で「子どもが自分でできるまで待つ」って忍耐!子待ちタイムの有効活用 by うだひろえ
著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:5歳と3歳
マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。5歳男児&3歳女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ 流し中。
website:http://umeyon.net
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