運転免許を取得後、実家に車が無かったこともあり、2年間はペーパードライバーでした。
しかし転勤族の夫と結婚し、妊娠をすると…
突きつけられた現実。
え、やだ運転怖い。無理無理無理。
しばらく抵抗していたのですが、田舎での生活を想像すると…
予防接種や定期検診、子育て支援センターも長距離移動…
ママチャリも雨が降ってたら…?
病気する度にタクシー呼んでたらお金が…(ゾッ)
確かに運転できた方がいい…
東京での暮らしなら、車なしでも何不自由なく生活できますが、場所によっては本当に困るかもしれません。
悩んだ末、 経過も順調だった妊娠5ヶ月頃から7ヶ月の間、夫と少しずつ練習することにしました。
近所のスーパーまでの道、人通りの少ないクランク、バック駐車…
いきなり長距離デビューすると緊張と恐怖でお腹が張るので、感覚を取り戻すための簡単な動作のみにとどめました。
8ヶ月に入ってからは練習をやめ、その後出産。そして産後1ヶ月で地方へ引越すことになりました。
行ってみると本当に、最寄り駅まで徒歩40分、バスは1時間に1〜2本というような田舎で、車無しでは生活できない所。さすがにこれでは何かあった時に大変だ、と思い 今度は「一人で運転」できることを目標に、子どもが一歳を過ぎたあたりから練習を再開しました。
夫には試験官のように、助手席で無言を貫いてもらう
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自信がついて来たら後部座席に移動してもらう
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最終的には夫の職場までの一本道を、迎えに行けるように。
段階的に一人で運転できるようにしました。
田舎は道が広いので運転の練習もしやすく、勇気を出せば割とすぐに運転できるようになりました。練習を重ね、行動範囲を広げ、次第に、小児科や保健センターへの移動も難なくこなせるように。
こうして、どうにか運転ができるようになりましたが、やはり妊娠中に練習するのは大変でした。転勤のある人と結婚するとわかった時点で、先を見据えて運転の練習をクリアしておくのが一番だったな、と思います。
もし私と同じように、妊娠してから運転の必要性に迫られることがあっても、絶対に無理はしないで対処してくださいね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆむい
年齢:29歳
子どもの年齢:5歳・3歳
イラストレーター。やんちゃ盛りの兄弟の様子をほのぼの漫画で描いています。
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