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引越し1年目で町内会役員に! 妊娠中で大変だったけど、それ以上に得られた大切なもの by ゆむい

我が家は転勤族で、長男が生後1ヶ月の時に引っ越しをしました。
縁もゆかりもない土地で、最初の一年は完全なるワンオペ育児。とにかく孤独な日々でした。暗い気持ちで1年が経とうとした頃、ある転機が訪れます。


町内会役員に選出!
正直、最初は
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…という投げやりな気持ちでした。
それに役員の話が回ってきたのは、「もしかして妊娠してるかも…?」という、なんとも微妙なタイミング。断るには決定的な理由もなく、引き受けることにしました。

こうして始まった役員活動は、つわりとの戦いからスタート!
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吐き気を催しながら地域の清掃活動、自治会費回収業務やその他雑事、町内会主催の運動会の準備もありました。夫と手分けして仕事を分担。

大変な役員活動でしたが、思い切って役員関係者の人たちに妊娠中であることを伝えると、少し空気がかわりました。
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運動会の時は出場枠を替わっていただいたり、ご近所さんたちが私の仕事を手伝ってくださったり。言ってよかった! 
今までほとんど接点のなかった方達ですが 地域の仕事を通して、少しずつ会話が増えていきました。

みなさんの協力のもと、どうにかこうにか年度末に役員の任期を終えることができました。
そして無事二人目を出産すると、ある変化が。
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地域活動を通して繋がった地元の人たちが、よく声をかけてくださいました。
これは引っ越して1年目の時とは全く違った光景。
あの時は知らない土地、誰も知っている人がいない場所で、毎日孤独だったのに、3年目にはたくさんの知り合いができていました。以前は常にピリピリしていた気がしますが、「誰かしらが私たち家族を知っていてくれている」という安心感があり、心穏やかに育児ができました。
人との繋がりって、意外と大切ですね。役員の仕事は、地元のネットワークに入り込むにはうってつけの機会でした。

 

もし地域との関わりを持たないままだったら、一人目と同じく、孤独な育児が展開されていたかもしれません。妊娠中の役員活動は本当に大変でしたが、地域住民と距離を縮められ、 思った以上に良い形となって自分に還ってきました。

今はもうその土地から遠い場所へ引っ越してしまいましたが、あの時お世話になった方々のことはずっと忘れないと思います。

 

 

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著者:ゆむい
年齢:29歳
子どもの年齢:5歳・3歳

イラストレーター。やんちゃ盛りの兄弟の様子をほのぼの漫画で描いています。

ブログ:ゆむいhPa 〜過激♡でマヌケな兄弟育児〜
インスタグラムも更新中(@yumui_hpa)

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