こんにちは、pikaです。3歳の双子男児を育てています。
双子の妊娠、管理入院中のお話。
今回は、入院生活中の暇つぶしについてです。
切迫早産・切迫流産での管理入院。
「ベッド上で安静にすること」を目的に入院しているだけあって、基本的に過ごすのはベッドの上。降りて歩くのは、トイレや洗面、おぼんを下げる、シャワーを浴びに行くときくらいで、お腹の張りがつよければ、ベッドから降りることも叶いません。
体調が悪い日はもちろん、天井を見つめながら息をするだけで精一杯なのですが。小康状態になると、すこし余裕がでてきます。
とくに、検査や診察の少ない午後の時間帯は、することがなく動いてもいけない、暇な「安静」の時間です。
わたしの場合は何をして過ごしたかというと…
ゲームや趣味の道具、スケッチブックやペン、多胎や育児に関する本など。いろいろな暇つぶし道具を用意してはみたものの。
そのほとんどは、使わずに終わりました。
というのも、お腹が大きすぎて、ベッド上で机に向かう姿勢がつらく。1日3回の食事ですら、座っているうちにお腹が張ってしまい。限界を感じ、1日のほとんどの時間は横になって過ごしていました。
そうなるとできる「暇つぶし」も限られてしまいます。
加えて片腕には点滴が挿入され、薬の副作用で手のふるえや筋力の低下もあり。読書は、本を支える腕がつらく、寝ながらでは文字も書きにくい。
結局のところ、1日のほとんどはスマホを見て過ごしました。
ツイッターで同じような状況のひとと交流したり。ブログに体調を記録したり。多胎の入院経過について、インターネットで体験談を探したり。
動画や音楽も楽しく、イヤホンをしながらよく楽しんだものですが、そうなってくると問題になるのが月のデータ通信量制限。
動画はとくに要注意で、あっという間にパケットの上限を超えてしまいます。入院中、同室のママさんもスマホの通信速度制限の憂き目に遭っており。
「院内フリーWi-Fi」はさすがに求めすぎかもしれませんが、モバイルWi-Fiを用意しておけばよかった…と何度も思いました。
さて、ネット以外での暇つぶしはと言うと。
同室のママさんがよくされていたのは、
●編み物(ベビーグッズ)
●ポータブルDVD(持ち込み)
●備え付けテレビ(有料・要テレビカード)
●雑誌
●読書
このあたり。テレビやDVDなどは寝ながらでも見られるため、安静度に関わらず楽しめる点がよいなと思います(パケットの心配もなし)。
編み物は、わたしはお腹が張ってしまうので出来ませんでしたが、お向かいのママさんが次々と作品を完成させていくのを見るだけで、こちらもいっしょに楽しめました。
また、その後の育児を見据えて「ネントレ」の本を読みこんでいるママさんも。
暇な時間が長いと、つい余計なことを考えてしまい不安になりがちなので、適度な暇つぶしは精神衛生上もよいなあと思った次第です。
>>次回エピソード:動悸、震え、発汗、疲労感、そして筋肉痛。張り止めの点滴三昧で母体は限界に… by pika
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:pika
子どもの年齢:3歳双子
2014年5月生まれの双子を育てています。産科ではありませんが医療職をしています。「妊活ブログ」・「双胎妊娠ブログ」を経て現在は双子育児4コマ漫画ブログを運営中。
ブログ:「ふたご絵日記」
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。
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