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「え!鯛がない!?」バタバタだったけど夫婦で奮闘した“お食い初め”は達成感あり! by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。
育児が始まると同時に様々なイベントが目白押しでやってきます。その中でも特に記憶に残っているのは、生後100日頃に行ったお食い初めでした。
お食い初めは子供の健やかな成長を願って行う儀式だそうで、お祝い膳を用意して祖父母を呼ぶのが一般的なやり方のようですが、我が家では夫婦と息子の三人でささやかに行うことにしました。 

 

とはいえ息子のこれまでの成長を祝う&これからの更なる成長を願う、せっかくのイベントなので、盛り上がりに欠ける内容になってしまったらつまらないかな? とも思いつつ準備を始めたのですが……。

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お食い初め用の漆のお祝い膳などは特別用意せず(今後使う機会があまりなさそうなので……)、離乳食用にと買っておいた新しいベビー食器を使いました。

前日、息子がお昼寝中に筑前煮と紅白なますを作り、当日も朝から隙を見てお料理を用意。あとは自分達が食べたいものを作ったり買ってきたりしました。お肉とか、ケーキとか。

しかし当日、鯛の予約をすっかり忘れていたことに気付きました。尾頭付きの鯛って店頭にはあまり売っていないんですね!?(無知) 
夫が近くのスーパーやお魚屋さんを何軒も回ったのですが、ようやく見つかっても、予約なしだと調理してもらうことが出来ず、家で慌ただしく焼く羽目に。
おいしい焼き方をネットで調べつつなんとか出来上がった! 立派な鯛だ! と思ったら 夫が床に落としたりしました。縁起が悪いです。(ちなみに3秒ルールを適用しました。ど、どうせ赤ちゃんは食べないし!)

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そういう感じでかなりバタバタして時間もかかりましたが、 一応それなりのお料理を用意することが出来ました。

息子はまだ食べられないし状況が全く分かっておらず、 さらに突然食卓に並んだ大きな鯛に警戒心を持っているようにも見えましたが(嘘です)、 はしゃぐ私達につられて少しは楽しんでくれたんじゃないかと思います。
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ちなみに衣装ですが、息子には産院を退院するときに着せたベビードレスをもう一度着せてみました。
たった100日なのに、ぶかぶかだったベビードレスから足がちょこんと飛び出していて、 その成長の早さに胸がいっぱいになったのを覚えています。当時は毎日精一杯だったから「なんとかここまで辿り着いた!」という達成感もありました。産後三ヶ月頃って、大変な時期ですしね……。

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手作り感が溢れすぎていて地味…というか、伝統的なやり方ではありませんでしたが、 結果としてとても充実感のある、記憶に残るお食い初めを行うことが出来ました。

こうして子供の成長を喜んだり、健やかな人生を願うのはとても幸せなことだし、 これからもこんな風に子供のために奮闘できる夫婦でいたいです。私の心に定期的に沸き上がる、「普通、鯛を落とすかね?」という夫への突っ込みを抱えながら……。

 

 

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:2歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。