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ごめんねー、息子。上目線だったのには理由が…今だから分かる、写真&撮影の盲点3つ by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。
赤ちゃんが産まれると、とにかく写真を撮る機会が格段に増えますよね。可愛くて大事な写真が日に日に増えていく幸せを噛み締める毎日ですが、 写真について「これは盲点だった…」と思ったことがいくつかありました。


<盲点その1>
新生児~低月齢時代の姿を後々とても恋しくなるということ。

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最初は新生児育児の大変さばかりで写真を撮る余裕がなく、 最初の三ヶ月くらいはせいぜい一日1~2枚程度でした。
それに「ただ寝てるだけで表情もあまり変わらないし、そんなに撮らなくていいか」と思っていたんですよね。「ただ寝てるだけの表情もあまり変わらない赤ちゃん」がどれほど恋しくなるかも知らずに……。
今振り返って、もっともっと色んな瞬間を収めておけばよかった、あの、小さくて前に紐がついてる無地の乳児服を着た、目の焦点も合ってなさそうな、ぽけーっとした息子の顔をあらゆるアングルから収めておけばよかった!と切に思います。

 

<盲点その2>
時間が経てば経つほど消せなくなるということ。

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色々と忙しかった0歳時代、ほとんど写真を整理せずに2年以上が過ぎてしまいました。 いい加減ちゃんと整理しようと思うのですが…… 消せない……若干ブレてるけど、白目剥いてるけど、消せない。
もう二度と戻れない赤ちゃん時代の写真は、どんなに写りが悪くても消すのを躊躇います。だって消してしまったら、二度とこの表情を見られなくなってしまうんですよ! 消せるはずがない。
そういうわけで、「プリントアウトするほどではない(だってブレてるし白目剥いてるし)、だけど消すには忍びない」……そんな0歳時代の微妙写真が、現在スマホの容量をかなり圧迫している状況です。

 

<盲点その3>
写真を撮っている間、息子と目を合わせていなかったということ。

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低月齢の頃にあまり撮らなかったことを後悔したばかりの私ですが、ねんねの赤ちゃんが動き出すようになってからは、動きや表情が面白くてしょっちゅうスマホで撮影をしていました。
おかげで画像がたくさん残ってるし、それ自体はいいのですが、写真を見返してみると、息子の目線がいつも妙に上の方だったり、変に身をよじっていたり……。
何でだろう?と一瞬考えて気が付きました。息子は私と目を合わせようと頑張っていたようなのです。

私はスマホ画面を通して息子を見ているつもりだったけど、 息子からしたら私は謎の物体(スマホ)を見つめてばかりなわけで……息子は「この人はいったい何を見てるんだろう?」とか思っていたかもしれません。思っていなかったかもしれませんが。
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何時間もスマホをいじりっぱなしだったわけではないし、 別に四六時中目を合わせてないといけないわけじゃないけど、画面の向こうから私と目を合わせようとしている息子の姿が物的証拠(写真)として残ってしまったために、なんだかものすごく後悔してしまいました。
以来、写真を撮るときもなるべく画面ではなく息子本人を見るように気を付けています。数秒程度のことだし、過度に気にすることもないとは思うんですけどね。

 

後悔を書き連ねてしまいましたが、子供の写真を撮っているときはとても楽しいし、 見返すときは幸せな気持ちになるし、手軽に写真を撮ったり消したりできる現代社会にありがたみを感じます。

あとは、データが全部消えてしまって「もっとちゃんと管理しておけばよかった」と 最大の後悔が追加されないようにだけ、気を付けます……!

 

 

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:2歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

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