こんにちは、pikaです。3歳の双子男児を育てています。
双子の妊娠、管理入院中のお話。
今回は、4人部屋での共同生活の様子を漫画にしました。
わたしが入院したのは一般病床の4人部屋。一人あたりのスペースは5畳程で、ベッドの両サイドに人ひとり分のスペースがあるくらいの広さです。
わたしにとっては、初めての入院生活となった訳ですが、
一通りの生活に慣れるまで、だいたい1週間程かかったでしょうか。
流れを把握してからも体調の変化が激しい日々……。毎日カレンダーとにらめっこしては、1日終わるごとにバツ印をつけ、憧れの「外の世界」へ戻れる日を心待ちにしていました。
カーテンで仕切ってしまえば半個室となる4人部屋での入院生活は、慣れてしまえば、意外とプライベートを保てるということも分かりました。
カーテン越しの気配や、トイレ洗面など共有部分での気遣いは、もちろんあります。ただ、長い時間を供に過ごすうち、自然とお互いの距離が縮まっていきました。
わたしのいた部屋では、だいたい20週後半から入院されているかたが多かった印象ですが、当然ながらそれぞれに「出産予定日」が異なります。
数週早い「先輩」が次々と卒業していくうち、次第に自分が部屋の主となっていき、いつの間にか部屋の長老的存在へ。わたしは「最長老」になるまでには至りませんでしたが(4か月以上入院している大先輩がいた…)、それでも2か月間、いろいろなメンバーの移り変わりがありました。
卒業メンバーは産後、部屋まで挨拶に来てくれることが多く、出産の話を聞いて励まされたり、赤ちゃんの写真に癒されたりしました。
同室メンバーが出産すると、ほんとうに嬉しかったです。
管理入院という同じ立場で過ごした2か月間、いっしょに喜んだり助けあったりできたことが、わたしにとって大きな支えになっていたなあと、退院間際になりしみじみと思いました。一人だったらきっと、辛さにばかり目がいってしまい、余計に辛かったのではないかなと思います。
とくに35週を越えてからの、精神的にも肉体的にもハードだった「双胎ラストスパート」では、「同じように頑張っている仲間がすぐ傍にいる」という事実に何度も励まされました。部屋の全員と特別強い繋がりがあったかというと、そういう訳でもないのですが…。同じ双胎のママさんとは、退院後も会ったり連絡したり、その後の育児の支えにもなりました。
まとめのようになってしまいましたが、まだまだ書き足りないことがあるため、今しばらく入院編が続きます…。
>>次回エピソード:予約争奪戦から始まるハードミッション。切迫入院妊婦のシャワー事情 by pika
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:pika
子どもの年齢:3歳双子
2014年5月生まれの双子を育てています。産科ではありませんが医療職をしています。「妊活ブログ」・「双胎妊娠ブログ」を経て現在は双子育児4コマ漫画ブログを運営中。
ブログ:「ふたご絵日記」
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