三男が生後5ヶ月の頃、血便が出たことがあります。
長男・次男を育てる中でさまざまな病気のお世話をしてきましたが、血便は初めて。
その時はオムツを開いた途端思わず「ウワッ‼︎」と声をあげてしまいました。
ピンク色のプルプルしたゼラチン状のものが便に混ざっていたのです。
「これ、血便だ…!」
サッと血の気が引くのを感じました。
三男自身はよく笑うし元気だしおっぱいもよく飲むし、熱もなく鼻水も咳もない。
他の症状が全くなかっただけに突然の血便にアタフタ。
ネットで調べるとイチゴジャム状の血便は要注意!とありましたが、三男の便はイチゴジャムというよりイチゴゼリーが混じっている、と言った感じでした。
いずれにしろ普通ではないのですぐ小児科へ行くことにしましたが、便の様子を言葉で正しく伝えられるか不安だったので、現物持参で行きました。
今となってはわざわざ現物(便の入ったオムツ)を持って行かなくてもスマホで写真を撮って見せれば良かったと思いますが、あの時はそんな気転が全く利きませんでした。
(動揺していたんだろうなぁ〜)
小児科に着くと先生に症状を説明し、おもむろに「あの、一応実物を持ってきているのですが…」と言ってみました。
先生は「それは良かった!実物見るのが一番だからね」と言って下さり、看護師さん2人を交えてオムツを囲み中身をジロジロ…。
「う〜ん、これはあんまりよくないかなぁ。腸重積ではなさそうだけどね。検査に出しておきますね。」と先生。
とりあえず腸重積ではなかったことにホッとしました。
でも結果を聞くまでは安心できません。
その日から結果が出るまで私のネットの検索履歴には「赤ちゃん ウンチ イチゴゼリー」の文字がズラリ。
事情を知らない人が見たら驚きの組み合わせです。
そんな不安な数日間を過ごし、いよいよ結果が出る日がやってきました。
自分のことなら腹をくくることはできますが、やはり子どものこととなると朝からソワソワドキドキ。
そんな私の様子を見た先生はニッコリ笑って「何か菌がお腹に入ってしまったようだけど、心配はいらないです。赤ちゃんは何でも触るからね。オモチャとか床とか、上の子がいると色んなバイ菌が口に入るから、なるべく清潔にするようにして下さい。」
と。。。
重大な病気にかかっていたわけじゃなくてよかった〜と安心してすぐに、要するにウチの汚なさが原因だったってことか〜!と恥ずかしくなりました(汗)
確かに長男次男の幼稚園は裸足保育で足の裏はいつも真っ黒。
幼稚園では部屋の入り口に洗い場があってどの子も足を洗っていましたが、おそらく長男も次男も面倒くさがって洗わないで過ごしていたのでしょう。
家に帰ってくると、うがい手洗い足洗いをワンセットにしていましたが、私もまた面倒くさくてしっかり汚れを落としていませんでした。
生後5ヶ月の三男は、ズリバイを始めた頃で、一日中床の上で過ごしていました。
床を触った手でオモチャを触り、そのオモチャや手をベロベロ舐める…(ヒィ〜!)
思い返せば長男や次男が赤ちゃんだった頃は1日2回床を水拭きしていました。
当時は汚れにとても神経質でしたが、いつからか「ホコリじゃ死なない」と開き直り、三男誕生以降は汚れに対しとてもおおらかになったのでした。
でも、ホコリじゃ死なないけど、バイ菌で血便が出ることはあるのですね…。
その日から床の水拭きと長男次男の足洗いを徹底するようになりました。
そして現在は三男が家族一のバイ菌の温床となっています。。。
>>次回エピソード:読み聞かせ歴も8年目。闇歴史もあるけど愛おしい、我が家の絵本タイム by マルサイ
著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳
子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!
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