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乳首を吸われるだけで刺すような痛み。「乳口炎」になりました

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私は母乳がよく出る方だったため、完全母乳での育児となりました。完全母乳を目指していたわけではないのですが、ついつい母乳の方がミルクよりも準備も後片付けも楽で、母乳に頼っていたらいつの間にか哺乳瓶を拒否するようになってしまっての、完全母乳です。

母乳育児は、母体に何かあれば困る事態になります。実際母親である私が体調を崩して救急車で運ばれた時は、赤ちゃんの授乳に大変困った場面もありました。
また、母乳トラブルもどうしても発生しやすく、私の場合は乳腺炎に何度も悩まされたのです。

不思議なことに、私が乳腺炎になる時は、「ガチガチに乳房が張って、詰まってしまう」というものではなく、母乳がたまってもいない柔らかい状態だというのに痛みが発生する、というものでした。しかも、一番つらいのが乳房の痛みなどではなく、頭痛。これがひどくて、うめき声が出てしまったり、起き上がれなくなるほどでした。肩が異様に重く痛くなるという症状もありました。

私の場合母乳が詰まっての乳腺炎ではないので、原因もわからず対処のしようもありません。
症状が出たら痛み止めで抑えるという対処療法しかありませんでした。

乳腺炎を何度か経験する中で『乳口炎』にもなりました。
症状がおきたのは、生後10ヶ月を過ぎたあたり、赤ちゃんの方も前歯がいくつか生え揃ってきていた頃でした。

吸われるだけで刺すような痛みが走るようになり、自分の乳首を見てみると、おっぱいの出てくる穴であろう一つが、ニキビのように盛り上がっていました。

最初は「噛まれたのかな」とも思い放置をしていたのですが、吸われるたびにどんどん痛みはひどくなるばかり。
痛みが出てから3日後くらいに改めて見てみると、ニキビのようなものは白く変色をしていたのです。

乳首の症状ですし、乳腺炎とは思っていなかったのですが、このままではいけないとこの時初めて母乳外来を『予約』。
そう、行きつけの産婦人科の母乳外来は予約制だったので、すぐには診察を受けることはできませんでした。

そして数日してからの母乳外来。
先生に見てもらったところ、『乳口炎』とのこと。放置せずにすぐに外来で来ても良かったんだよと言われてしまいました。
しかし、前々から乳腺炎を何度か経験していることもあり、痛いながらも吸ってもらっていたのが良かったようで、この時点ではもう治りかけですよと言われました。

結局、薬などは貰うこともなく、痛みをこらえながら赤ちゃんに吸ってもらい、治すことが出来ました。
痛いと感じたらすぐに外来に行くべきだったと痛感しました。これからは対応遅れに気をつけたいです。

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結婚したものの妊娠できずにずるずる数年…「いつかできるといいな」と深く考えていなかったこともあって、結婚後7年という少し遅い妊活をスタート。1年がかりで待望の赤ちゃんを授かり、でてきた可愛い男の子の毎日にメロメロになりつつ、常に寝不足に悩まされながら日々を過ごす新米ママです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

著者:あきこ
年齢:34歳
子どもの年齢:10ヶ月