娘はお腹にいた頃から指しゃぶりをしていました。産婦人科の先生曰く「おっぱいを吸う練習をしてるね~」だとか。
成長していくにつれ、頻度は減りましたが 眠くなった時などには指をチュッチュッ、ジュッジュッ……
もう少し大きくなれば自然にやめるかな、と長い目で見ていたところ、娘が2歳になった頃に行った歯科健診で…
それから、試行錯誤の日々が始まりました。
やはり指しゃぶり卒業グッズに頼るべき…!!?
どうしたものかと悩んで、娘に合った方法を模索する日々。そんなある日、ネットショップで一冊の絵本に出会いました。
『ゆびたこ』(くせさなえ著 ポプラ社)
指しゃぶりがやめられない女の子に、指のタコが突然喋りかけてくるという「うそやろ!?!?」な出来事から始まる絵本です。
独特の絵柄に、関西弁で書かれたセリフが何とも面白く、娘も気に入ってくれて、何度も読み返しました。
おっ!?これは…!!! 自分の「ゆびたこ」を意識してる、いいぞいいぞ!!!
それから、指しゃぶりをしていたら指を外すように声をかけて、一緒に絵本を読んでいたら…
それまで苦労していたのが嘘のように、数日で、娘は指しゃぶりをやめることができました。娘のゆびたこは小さくなり、2週間もすると綺麗になくなりました。
子どもによって絵本の好みがあったり、効果も個人差があるとは思いますが、娘の心には大きく響いたようです。
>>次回エピソード:熱中するとテレビに近づきすぎてしまう娘。ひと工夫&声がけを変えて簡単解決! by ヤマモト
著者:ヤマモト
年齢:20代後半
子どもの年齢:2歳5ヶ月
北斗の拳に憧れる母です。著書に『ヒゲ母ちゃんと娘さん』(集英社)『ゴメスが見てる!?』(KADOKAWA)があります。
twitter:@ymmtkid
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