妊娠・出産・育児の情報サイト


「気にせず寝ててください」「ぶわっ」看護師さんのひと言にモヤモヤと涙が一瞬で吹き出した! byきたあかり

こんにちは、きたあかりです。

ムスメがNICUに入院して2日目。おっぱいは日に日に出るようになり、絞るたびにより多くの量が取れるようになっていました。

f:id:akasuguedi:20180102234028j:plain

その頃はまだ背中に麻酔のチューブが刺さっていて断続的に痛み止めを入れていたのですが、なるべく早く抜けるようにと痛み止めをストップする事に。すると…遂にやってきました。本来の痛みが…!

f:id:akasuguedi:20180102234040j:plain羊水過多症で通常より数割増し大きく膨らんでいた子宮は戻る時の痛みも数割増しだそうで、「人間痛すぎると吐く」という事を初めて知りました。一歩一歩が痛すぎてウルトラ牛歩です。

f:id:akasuguedi:20180102234052j:plain

でも、そういう人を出産前に管理入院していた病室でよく見ていたので、さほど恥ずかしくもありませんでした。苦悶の表情を浮かべながらものすごいゆっくり歩く人、途中で膝から崩れ落ちる人、「もうイヤ!もうやだぁ!!」と泣いて訴える人。みんなここではごく一般的!

そう自分に言い聞かせてゆっくり病室を出ると、

f:id:akasuguedi:20180102234106j:plain

私が出産したのと同じ日に生まれた双子ちゃんが隣の病室でした。赤ちゃんを抱いて親族と談笑するお母さんの病室の前を、ゆっくりゆっくり歩いていきます。

f:id:akasuguedi:20180102234116j:plain

双子ちゃんなので泣き声も手間も2倍です。大変なのは声を聞くだけで明らかでしたが、それでもやっぱり羨ましく感じたのを覚えています。

f:id:akasuguedi:20180102234133j:plain

早くムスメの所へ行かなくちゃ…と焦るものの、早くは歩けないのでゆっくりゆっくり足を進めます。

腰が痛いので前かがみになって歩いていたら、エレベーターの数メートル手前まで来たあたりで足元に看護師さんのサンダルが見えました。

f:id:akasuguedi:20180102234144j:plain

f:id:akasuguedi:20180102234204j:plain

f:id:akasuguedi:20180102234218j:plain

代わりに搾乳を持って行くと申し出てくれる看護師さん。

でも、この時私はどうしても自分が行かなきゃいけない気がしていました。

搾乳を届けるだけじゃなくて面会にも行きたかったし、それしかしてあげられる事ないんだからと思ったし、何よりムスメが寂しがっているんじゃないかと思ったりして。

 

今思うと、自分の体を休める事も継続的に面会しまくるためには必要な「してあげられる事」だし、寂しがっていたのは私自身だったのですが…

f:id:akasuguedi:20180102234237j:plain

看護師さんの表情がすごく真摯で優しい事に気付いた時、

 

ムスメの体調が良くない事

そばにいてあげられない事

してあげられる事が少ししかない事

それすら満足に出来ない事

体が痛くてたまらない事

 

色々なモヤモヤが一瞬のうちに全部吹き出してきて、

f:id:akasuguedi:20180102234520j:plain
まさに秒殺でした。笑

 

結局その日はお言葉に甘えて搾乳を看護師さんに届けてもらい、病室に戻るまでの間少し泣いて就寝。

NICUに面会に行けるようにする事を優先しようという事で、麻酔もあと一日継続してもらう事となりました…。

 

人間、辛い時って優しくされると弱いなとつくづく感じた出来事でした。

 
 

f:id:akasuguedi:20170630151342j:plain

著者:きたあかり
2016年6月にムスメを出産し、生後2ヶ月ごろからインスタで育児絵日記(@kita.acari)をつけています。ムスメの寝顔を見ながら寝落ちするお昼寝タイムが至福。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。