こんにちは、pikaです。3歳の双子男児を育てています。
双子の妊娠、管理入院中のお話。
今回は、月の満ち欠けと切迫妊婦について漫画にしました。
わたしは4人部屋に入院していましたが、だいたいみんな「調子の悪い日」(=お腹の張りやすい日)が一致していました。
ひとつは「雨の日」。
そしてもうひとつが、「満月が近い日」でした。
管理入院中は暇なもので、体調の許す日は足繁く新生児室に通ったものですが。
(※廊下の大きな窓から、中の様子が自由に覗けました)
少ないときは4人の赤ちゃんしかいないこともある新生児ルームが、満月が近づくと加速的にその数を増し、多いときには15人以上のコットが同時に並ぶことも。
(※コット:新生児用のベッド)
月が満ちるにつれ、増えていく新生児たち。
満月の日が近づくたび、生命の神秘を感じました。
満月だけでなく新月の日周囲も同様に、切迫妊婦はお腹が張りやすい傾向がありました。
ちょうど新月のその日に、「お見舞いに行きたい」と言ってくれた友人がいたのですが、もうそろそろ限界を迎えようとしていたわたしは、すっかり弱気になってしまい……
あまりにお腹が張るので余裕がなく、やむなくお断りすることにしました。
結局、その翌週には緊急帝王切開になってしまうのですが、そのお話はまた次回に。
なお、月齢と分娩の関連は、科学的な根拠には乏しいようですが、産科医の友人曰く「満月・新月の日はお産が多い」とのこと。不思議なものですね。
「満月のお産は記憶に残りやすいだけ」とする意見もありますが、そうした人体の神秘に想いを馳せるのもわるくないと個人的には思います。
(少なくとも、「切迫妊婦みんなが調子悪い日」の波は確かに感じました)
2か月間の管理入院を通して感じた、人体の神秘でした。
著者:pika
子どもの年齢:3歳双子
2014年5月生まれの双子を育てています。産科ではありませんが医療職をしています。「妊活ブログ」・「双胎妊娠ブログ」を経て現在は双子育児4コマ漫画ブログを運営中。
ブログ:「ふたご絵日記」
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