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単語も増えてきて面談終了…と思っていたら、次は落ち着き?「見守りだけでなく手助けを」 by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。
息子が1歳10ヶ月のとき、言語聴覚士さんとの2回目の面談がありました。 

 

息子はこの時点でだいぶ単語が増えてきて、「ワンワンいた」などの2語文も少しずつ出始めていたので、私は「もうこれは全く問題なしということで面談終了になるだろうな~」と完全な楽観モードでした。 

が……
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私とSTさんが話している間、息子は同じ部屋で保健師さんに遊んでもらっていたのですが、 STさんはその様子が引っ掛かったようなのです。つまり、息子が次から次へとおもちゃを替え、部屋の中をウロウロ歩き回るという落ち着きのなさが、どうも気になると。

 

確かに言われてみれば、児童館でも公園でも息子は「一つのおもちゃや遊具でじっくり遊ぶ」ということが ほとんどありませんでした。
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電車や車が大好きなのに、数分もすれば他のおもちゃに目移りして動き出してしまう。それに先生が絵本や紙芝居を読んでくれる時間も、他の子達がお話に夢中になっている横で 息子だけ走り回っていたり……。

でも子供なんてそんなものだと思っていたんですよね。

だって、私だってたくさん漫画があるお店に行くと 「え~どれにしようかな~! これと~、あとこっちも~!」とソワソワしてしまうし、大人でもそうなんだから1歳や2歳の子に「一つのことにじっくり打ち込む集中力」がなくたって、別に心配するようなことでもないだろうと。

 

実際、STさんが言いたかったのは「落ち着きがないからおかしい! 変だ!」ということではなく、「この月齢ならもう少し落ち着きがあってもいいはず。 ただ見守るだけじゃなく、少しだけ手助けをしてあげましょう」ということのようでした。

そこで教わった具体的に手助けする方法としては、

①おもちゃの遊び方指導

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うちの息子の場合、一つ一つのおもちゃの遊び方・楽しみ方を十分に発見できていないのでは?という疑惑がかかりました。つまり「どうやって遊ぶのか分からない。これ何が楽しいの?→つまらない! 次!」となってしまってるようだと。

好きなように遊ばせるのももちろん大事ですが、自分で色々と試す前に飽きてしまう息子のような場合は、 親が「おもちゃの遊び方指導」を根気よく行ってみるのも手だそうです。 

②静かに待つことのメリットを実感させる

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お話会などではじっとしていれば楽しいお話が聞ける、先生が手遊びを教えてくれる、外食時には美味しいものが食べられるなど、(状況に応じて)大人しくしていれば良いことがあるんだ!と自分で体験できれば、率先して座るようになるかも?とのことでした。

 

「これでどんな子でも落ち着きます!」という斬新な方法ではないものの(そもそも生まれ持った個性もありますし)、こういう基本的なことを地道に積み重ねていくのが大切なんだと教わりました。私はいつも走り回る息子の後を追いかけるばかりだったので……。

そしてSTさんから、今後も継続的に様子を見るために自治体の「親子教室」なるものに通うことを提案されました。

しかし少しずつ言葉が出てきた~!と舞い上がっていた私は想定外の指摘に驚き、 さらに面談卒業どころか親子教室という次のステップを案内されたことで少し混乱。「手厚く見てもらえるのはありがたいけど、様子を見続けなきゃいけないほど心配なのかな? 心配してこなかった私がおかしい? 私って親としてダメダメ……?」と、 またしてもモヤモヤの沼に落ちてしまったのでした。

メンタルが弱い!!

 

 

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:2歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

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