前回、癒合歯があるため歯磨きをしっかりやるぞ!と心のふんどしを締め直した私ですが、長女はそれはもう、歯磨きが嫌いなタイプの子でした。
毎晩毎晩、まさに格闘。
この頃の夫は激務で寝かしつけが済んでからの帰宅だったため、毎日一人で必死に娘とバトル。歯が生え始めた頃から専用の歯ブラシで口に物を入れることに慣らしたし、楽しい雰囲気を作りもしたし、痛くないよう細心の注意を払いました。
が、必死の抵抗にあい、最終的には毎晩泣き叫ぶ娘を力ずくで押さえつけての歯磨きをしていました。
これくらいしないと本当に全然磨けなかったんです。
それでも口を開かせようと差し込む指は噛まれるし、覗き込む顔は蹴られるし、磨いた後はしばらく不機嫌だし。
いくら娘のためとは言えこんなに無理矢理でいいのかと落ち込むこともしばしばでした。
でも、それを自虐半分でSNSに投稿したら思いの外「我が家も同じだよ!」と言ってもらえて、「むしろ押さえ付けずにこの年頃の子の歯を十分に磨くことはほぼ不可能」と言うような声まで見かけて、自分だけじゃなかったんだ、これで良かったんだと安心することが出来ました。
結局歯の生え始めから一歳前半までの半年くらいはギャン泣きを押さえつけての歯磨きをしていましたが、指示や説明が通るようになって「あと10数える間だけ!」「あっ虫歯菌がいた!」等々の工夫でしのげる日も出てきて、3歳の今は全く泣くことなく歯磨きが出来るようになりました。
あの頃は本当に毎日の歯磨きが憂鬱で、一日で最も辛い時間と言っても過言じゃありませんでしたが、最近は遂に憧れの「テレビの歯磨きコーナー」のポーズで歯磨きが出来るようになりました。
お子さんの歯磨きにお困りの皆さん、頑張って下さい。明けない夜はありません。
もうじきスタートする次女との歯磨きライフに心底脅えるこたきがお送りしました。
著者:こたき
年齢:20代後半
子どもの年齢:0歳、2歳
2015年&2017年生まれの姉妹の子育て中。かわいい我が子の成長をTwitter、ブログ「かわいいちゃんとのぼちぼち日記
で綴っています。
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