妊娠・出産・育児の情報サイト


一度に口に入れる量を加減しない赤ちゃん。コロコロおにぎりであわや窒息!

f:id:akasuguope01:20180316150532j:plain

私(32歳)の息子は現在1歳2ヶ月。最近はようやく自分でスプーンを握り、食べたい物を選んですくう……、その練習を始めたところです。

まだまだおぼつかない様子で、せっかくすくったご飯も口元に到達する前に虚しく落下することもしばしば。それでも1日1日少しずつ、ご飯をすくえる量が増えてきたりと成長を見ることができて嬉しい毎日です。

でもただ一つ心配なことが。それは一度に口に入れる量を加減しないということ。手づかみ食べを練習し始めた頃、あわや呼吸困難か!? という事態に陥ったことがありました。

1ヶ月程前のことです。離乳食の本を見ていてあるメニューが目に留まりました。それはコロコロおにぎり。ころっと丸めた白ご飯に刻み海苔をまぶしたものです。見た目も可愛く、息子が青のりが大好きだったので、早速その晩作ってあげることにしました。

息子はお米が大好き。いつも3種類はおかずを用意するのですが、最初に食べるのは決まってお米。他のおかずにスプーンをつけるととたんに手をあげて「それじゃない」と抗議します。そして真っ先に平らげるのもお米です。私の一食分の半分は食べてしまいます。

だからきっと自分で自由に食べることができるおにぎりにしたら喜ぶだろうな、と大きな口を開けて食べる息子の顔を想像。デコ弁用のご飯を簡単に丸くできるグッズを使い、直径2センチ程でしょうか、十数個作りました。

そしていざ夕食です! 思った通り、初めてのおにぎりにも躊躇することなく、さっと手が伸びます。口に入れてもぐもぐ。美味しいようで椅子に座る体が左右にゆらゆら。

と、ここではっと気づきました。息子の手が止まりません。勢いよく3つ目のおにぎりを手に持ち、口に運びます。

「まった!」

思わず大きな声で手を出して口に入れるのを制止……しようとしましたが間に合いませんでした。リスのようにほっぺを大きく膨らませて体を左右に振り続ける息子。怖い。ちゃんと飲み込めるのか、一気に不安になりました。

そしてその不安は的中。飲み込めなかったのか、激しく咳き込みます。

「出して出して!」口に手を入れようとしましたが焦りもあって上手くいきません。

それでも背中を叩いてなんとか吐き出させました。息子は涙目でゲホゲホと咳を繰り返していましたが、息をしていることにホッとしました。本当に怖かったです。

それからはおにぎりを食べさせる時は一つ一つ、息子が何個も詰め込まないようにこちらで調整して出しています。普段の普通のご飯もひとさじひとさじ、ゆっくりとあげることを心がけています。

先輩ママからは、野菜スティックが口の中に異物感をもたせて噛むことを意識させるのにうってつけだと聞き、食卓に頻繁に登場しました。

そのかいあってか、手づかみ食べでも今ではなんとなく息子自身が口にいれる量を考えているような、そんなゆっくりとしたそぶりを見せるようになりました。

それでもまだまだ心配事は絶えませんが、きっと上手に食事を摂ってくれる日がくると信じて、日々こちらも努力しています。

 

みんなの体験記の専門家監修記事

【医師監修】乳児にはちみつを与えてはいけないのはなぜ? 離乳食で気をつけたい食品を小児科医 森戸やすみ先生に聞く 【医師監修】乳児にはちみつを与えてはいけないのはなぜ? 離乳食で気をつけたい食品を小児科医 森戸やすみ先生に聞く はちみつ入りの離乳食を与えられた生後6カ月の乳児が死亡するという痛ましい事故のニュースが報じられました。はちみつを乳児に与えてはいけないのはなぜでしょうか?小児科医の森戸やすみ先生に伺いました。 Q. 赤ちゃんにはちみつ…

f:id:akasuguope01:20180316151314j:plain

著者:こぼ

年齢:32歳
子どもの年齢:1歳

私は現在32歳、1歳2ヶ月になる一人息子の母をしています。初めての育児に四苦八苦していますが、そんな幸せをくれた息子に感謝感謝です。夫も忙しい仕事の中、家事に育児によく手伝ってくれ、充実した日々をおくっています。今の趣味は撮りためた写真や動画を編集してDVDを作ること。とても楽しいです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。