こんにちは、基本的に一年のうち3分の2は汗をかいているちちかわです。
太陽とそよ風が気持ちのいい季節、運動会や遠足などもオンシーズンですね!
子供達にとっては、イベントと言えば「お弁当」が大きな楽しみ。まあ作る方にしてみれば、面倒だな~と憂鬱になることも多いですが、喜んで食べてくれるのを見ると、こちらもやっぱり嬉しいものです。
うちは一番上の娘がもう小学3年生ですが、思えば我が子のお弁当って、乳幼児の頃から比べると、だいぶ中身も大人用に近づき、食べる量なんて、へたすると当初の10倍ぐらいになっている気がします。
懐かしいお弁当の歴史を、覚書としてまとめてみました。
●1~2歳向け
まずは1~2歳、離乳食は一応終わったけれど、まだスプーンが上手く使えず、右手にカトラリー、左手は手づかみ状態で食べていた頃です。
うちは保育園には通っていないので、この時期のお弁当は、たまに利用する一時預かりや、大きな公園に遊びに行く時ぐらいでしたが、慣れないせいなのか、あまり手をつけてくれなかった記憶があります。
おにぎりも、コンビニのようなサイズだとボロボロこぼしてしまうので、わざわざミニトマトぐらいの一口サイズに丸く握って、ラップで包んで、ペンでサッカーボールの柄を描いたり、まあ面倒なことしてたなぁ~! 近年は100円ショップなどで、ご飯を入れて振るだけのおにぎり型や キャラクター柄のラップなんかが手軽に買えて、だいぶ便利になりましたね。
●3~4歳向け
そして幼稚園に入園すると、アルミの弁当箱を使うようになります。冬季に保温庫に入れるため金属製のものを指定されるので、買うしかないんですが、3歳児にとっては、そのサイズがまだ大きすぎるんですよね。
この時期のお弁当は、「好き嫌い克服」やら「栄養バランス」などよりも、まず「全部食べきったという達成感を得る」のが目標です。と先生に言われたので、なんとかテンションの上がりそうな好物ばかりを入れてはみるものの、なにしろ食べる量が少ないので、弁当箱の中があからさまにスッカスカ…。いわゆる“寄り弁”防止のため、シリコンのカップや仕切りを多用していました。
喜ぶかと思い、キャラ弁にしたり旗やピックで中をカラフルに飾るようなことも何度か試したんですが、姉弟みんなイマイチ反応が薄く、むしろ凝りすぎると、それが食べ物なのか飾りなのか判断しづらいようだったので、やめてしまいました。まだ料理というものを覚えて食べるだけで充分ということなのかもしれません。
●5~6歳向け
幼稚園も年中、年長となると、心身の成長とともに活動量が増え、 食べる量も食材の種類も一気に増えてきます。お弁当は何がいい?ときくと「からあげ!」「オムライス!」「ハンバーグ!」など、スタンダードにお子様ランチ的なメニューを希望することが多く、 市販の冷凍食品なども使えるようになってだいぶ楽になりました。安くて、安全で、おいしければそれでいいのだ!
またこの頃になって、ようやくウインナーのカニさんやりんごのウサギさんなど飾り切りや型抜き野菜といった、食事の遊び心を喜ぶようになったので、いわゆるキャラ弁がウケる年頃なのかな、という印象です。
ただ、個人的にこの時期は幼稚園の年長・年少クラス二人同時にお弁当だったり、下の子がイヤイヤで手がかかる時期だったりして、あまり余裕がなく、せいぜいアニメ柄の旗を立てるぐらいでいっぱいいっぱいでした。それでも一応喜んでくれてたので、まあよしとします…。
そんなわけで結局、小学生となったいま遠足などで作るお弁当も、決してSNS映えするような素敵ランチではなく、だいたいシンプルなものですが、そもそもうちの子達は誰に似たのか、基本的にがさつで適当に育ってしまったため、どうも何回注意しても、お弁当の取り扱いがぞんざいなんですよね。傷だらけの弁当箱がそれを物語っています。
一度次男が給食の日に間違えて持たせてしまい、残ったお弁当を私が食べたんですが、まるで逆さに落としたか、両手で持ってフリフリしたのかな?というレベルの 「もしこれが朝早くからがんばって作ったキャラ弁だったとしたら、多分泣いてるだろうな」と思うような惨状でした…。きみ、普段からこうなの…?
OK、おとなしく認めよう、雑な親子にキャラ弁は似合わないということを…!
著者:ちちかわえみぞう
年齢:アラフォー
子どもの年齢:長女8歳、長男6歳、次男4歳の三きょうだい
育児中の自由のなさ、動けなさを、Twitterで解消するしがない主婦。一人でこっそり食べるアイスが一番の癒やし。
ブログ:手すさびに紅き萱穂を
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