こんにちは、さやかわさやこです。
前回からの続きになります。
修行僧と化し、満を持して挑んだ次男の出産。
いよいよ修行僧の最大の見せ場というところで、まさかのギブ宣言をしてしまいました。
いきもうにも、想像してた以上のあまりの痛さに完全に怖気付いてしまいました。
灼熱の太陽に焼かれるような、ヒリついた焼けるよな痛みに、「いっいきめません…」を連発。
しかし、母がいきまないことには赤ちゃんも出てこれません。
「頑張らねば!私が頑張らねば!でも…でも痛いよぅ…うぅ…」
とその時です。ハッと我にかえり、私の中の母親スイッチがはいりました。
そして妊娠中辛かったことが走馬灯のように駆け巡りました。
辛くて苦しいことがたくさんあったけれど、ずっといっしょに頑張ってくれた赤ちゃん。そして今その赤ちゃんが、ちっちゃい身体で外に出ようと頑張っているのです。
「私が頑張らなくて誰が頑張るんや!!」
修行僧、カムバックでございます。
そこからは助産師さんと先生に導かれながら、赤ちゃんに想いを込めながら、最後の力を振り絞っていきみました。
そして焼けるような痛みに打ち勝ち、無事に赤ちゃんと対面することができたのでした。
戦いを終えた修行僧は、先生にお願いをしました。
先生は快く見せてくれました。
ついさっきまで身体の中にあった胎盤。
ついさっきまで私と赤ちゃんをつないでいたへその緒。
胎盤とへその緒に心の中で「ありがとう」と伝えました。
こうして、無事に終わった次男の出産。しかし、このあと私の身体に思いもよらぬ事態が待ち受けていました。
次回へと続きます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さやかわさやこ
年齢:35歳
子どもの年齢:7歳、3歳、1歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
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