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妊娠13週目、突然右腰に激痛が!妊婦がなりやすい「腎盂腎炎」とは? by まる美

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こんにちはまる美です。今回は妊娠中のお話です。

妊娠13週目(妊娠4か月)の朝方に突然、右腰に差し込むようなビキーーー‼という激痛を感じました。

痛すぎて声も出せず、隣で寝ている主人にSOSすることも出来ませんでした…。

5分後に何とか痛みは治まりましたが、今まで生きてきた中で一番の激痛でした。救急車を呼ぶことも考えるほどでしたが、しばらく安静にしてかかりつけの産婦人科に行くことにしました。

エコーと尿検査の結果、「腎盂腎炎(じんうじんえん)」と診断されました。

 

 

前回の記事:出産予定は9月。過ごしやすそうと思ったものの、妊娠期間は寒さ暑さとの戦いだった! by まる美

 

「腎盂腎炎」とは、腎臓に細菌が侵入して炎症を起こす病気です。

女性は男性の約2倍の発症率があり、妊娠中は子宮が大きくなり膀胱や尿管が圧迫されやすいので、妊婦の0.5〜2.0%に発症する比較的多い病気だそうです。


赤ちゃんは元気で影響はないと言ってもらえて一安心。

抗生物質の注射を打ってもらい、痛み止めをもらって帰りました。

 

「腎盂腎炎」の予防は膀胱炎の予防と同じ。水分を十分に摂取し、トイレにはこまめに行って排尿を我慢しない、清潔にする、疲れすぎないようにすることです。

1日に2リットルの水分を摂るように言われました。

右の腎盂腎炎であれば、左を下にして寝ると良いとアドバイスされました。

 私のつわりは6週目~12週目まででした。思えばつわり中は水分を摂るのも苦しくて、つわりが収まってもそのままの習慣が残ってあまり水分を摂っていませんでした。

 

それから沢山水分を摂って、沢山トイレで排泄して細菌を体から出そうと頑張りました。

赤ちゃんの為にも早く治さなきゃと頑張って水分を摂っていたのですが、トイレに行っても出てくる気配がありません…。お腹はタプタプなのにまる1日排尿できていません。

 

「全く排尿出来ていないのはマズイ…」と慌ててもう一度産婦人科に行ったのですが「それでも沢山水分を摂り続けるしかない」と言われました。

「もうこれ以上飲めません!お腹も膀胱もパンパンなんです!でも出ないんです!」

水分の摂りすぎで苦しいのと、こうしている間にも赤ちゃんに何か影響が出るんじゃないかと不安で仕方がなく、効果的な治療もない焦りと不安から病院で号泣してしまいました。

 

もう少し我慢してそれでも出なくて苦しいようなら尿道カテーテルで排尿しようということになりました。しばらくしてチョロチョロっと尿が出るようになったので、特別な処置はしない事になりました。

それから何度が激痛を感じつつ、水分を摂り続けること2週間。ようやく通常の排尿に戻り、痛みを感じることも無くなりました。

私は水分を摂りすぎると胃酸や血液が薄まる、むくむから妊婦はあまり水分を摂らない方がいいと思い込んでいたのですが、完璧に間違った知識だったようです。

 

思い返せば腎盂腎炎の痛みは陣痛に匹敵する痛みでしたね…。

私のようにならないために、妊娠中の水分補給には皆さん気を付けてください!

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著者:まる美

年齢:アラサー

子供の年齢:0歳

婚活、妊活を経て2017年8月に長男かーくんを出産。 妊娠中からブログをはじめ、四コマ漫画で育児日記を公開しています。

ブログ:ベビモニ〜まる美とベビーをモニタリング〜

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