一年と少し続けさせて頂いた体験談も、これで最終回です。
この一年の間に家族が一人増え、長女も幼稚園に入り、私の子育て生活もなかなかに激動の日々でした。長女はお喋りも身支度もすっかり上手になったし、この間産まれたような気がする次女も、もう離乳食を1日三回食べています。
産んだからには私は一生「お母さん」ではあるけれど、身も心もみっちり触れ合いながら過ごす育児期間は人生の中の本当にわずかな間なんですね。
としんみりしつつも、そのわずかな期間こそが恐らく人生でも上位に来るくらいコントロール不能で様々な要素が絡み合って濃密なので『今だけだから大切に』等と軽々しくは言えません。
「より良く過ごしたい期と元気ならオッケー期が交互に訪れるの図」
産むまで分からなかったけれど、育児書に載っていない悩みも沢山あったし、育児中とは言え子供だけ育ててりゃいいってものでもありませんでした。
親の性格と子供の性格、とりまく環境で悩みは千差万別。起きるトラブルもそれぞれ。
だからこそ個人の体験談の需要があるのかな、とこの連載を通して思いました。
話は変わりますが前回の『育児疲れ』の記事で沢山の方に共感して頂けて、その共感コメントを見る度に私は当時の自分が成仏していくような気持ちでいっぱいになりました。
前回の記事:子どものために親が判断すべきことの多さよ…ワンオペ育児の“決断疲れ” by こたき
ドラマチックなエピソードはないけれど、誰かの気持ちに寄り添えたかもしれない体験談を提供出来てよかったです。
連載はひとまず完結ですが。私と育児との闘いはまだまだ続くのでブログやTwitterもご覧になって頂けたら嬉しいです。ありがとうございました。
関連記事:バースプランに教えてもらった、お医者さんじゃなく、自分が「産む」ということ by こたき
著者:こたき
年齢:20代後半
子どもの年齢:0歳、2歳
2015年&2017年生まれの姉妹の子育て中。かわいい我が子の成長をTwitter、ブログ「かわいいちゃんとのぼちぼち日記
で綴っています。
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