こんにちは、さやかわさやこです。
前回はマタニティ貞子一行がガラガラと不気味な移動をしているところまででした。
段差を通過する度、夫と父にブチ切れる私。
なんとか駐車場までたどり着き、車に乗って病院へ向かいました。
病院に到着し、車椅子に乗せられ、当直の先生のところへ。藁にもすがる思いで症状を伝えました。
その先生の診断結果は…
おいおい、湿布って…
痛みの当事者としては、こんな激痛が湿布でどうにかなるわけがないとわかります。
なんとかならないのかと訴えましたが、やはりこの病院でも「うちではどうすることもできないから。」の一言で片付けられてしまいました。
結局、痛い思いをしながら湿布をもらいに来ただけ…。
絶望に暮れて、帰路についたのでありました。
帰宅後、気休めに湿布を貼るも全く効果などないまま、とにかく早く朝になるようにと念じ続けました。
そして翌朝、病院に紹介状をもらい、地元では1番規模の大きい総合病院に向かいました。
到着後、すぐに美人の女医さんが診察をしてくれました。
内診してもらったところ、まだ破水もしていないし子宮口も開いていないとのことでした。
その後、整形外科へ。整形外科では、妊娠中でレントゲンが撮れないためヘルニアとは断定できないとのことでした。
産婦人科と整形外科で診てもらった結果、お腹の赤ちゃんが出てこないことには原因は調べようがないので、痛みを抑えながら陣痛が来るのを待つしかないということになりました。
この時、痛みは前日の晩よりはだいぶ落ち着いていましたが、やはり胎動と連動すると激痛が走ったり、ふとした体勢が痛かったりしました。
またいつ嘔吐するほどの激痛が来るかわからないため、お腹の赤ちゃんには影響がない痛み止めの点滴をしてもらうことにしました。
するとどうでしょう、あれよあれよと痛みがひいていくではありませんか!!
点滴が終わる頃には痛みは嘘のようになくなっていました。
そして私は思いました。
あれだけ痛かったのに、投げやりな対応をとった病院に疑惑の念が湧いてきたのでありました。
そんな私の気持ちを察してくれたのか、先生が「もし痛みが不安だったら今の病院からこちらに転院して出産してもいいですよ。」と言ってくれました。
しかし、例の浣腸病院の方が実家から近く、母も病院に通いやすいかな、とか、陣痛が来てもすぐに行けるかな、などなど色々考えた結果、結局転院はしないことにしました。
今思えばこれが痛恨のミスになるとは知らずに…
浣腸病院を選んだ私のバカバカバカ!!
先生は万が一の痛みにそなえて、浣腸病院に同じ痛み止めの点滴を用意するようその場で連絡を入れてくれました。
点滴の持続効果は24時間から3日とのことでした。
先生は「早く陣痛が来るといいね。」と言いました。
頼む!どうか3日以内!
その後、そんな母の思いが通じたのか、点滴の2日後に陣痛が来て、ナゾの痛みなどなかったかのように修行僧として無事に出産することができたのでした。
※詳しくは以前のエピソードをご覧頂ければ幸いです。
いやぁ、よかった。めでたし、めでたし。
…というわけにはいきませんでした。
出産を終えた私の身体にまたナゾの痛みが…
次回、ナゾの痛み産後編スタートでございます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:さやかわさやこ
年齢:35歳
子どもの年齢:7歳、3歳、1歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
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