臨月に入り毎日1時間程ウォーキングをしていたら、いつもより早いペースで歩いたその日の夜、予定日より11日早くおしるしがやってきました!
ん?これはおしるしであってるよね?というくらい少量で直径1cmほどの茶褐色の出血。
すぐにインターネットで色々と検索をしたら、おしるしがきたら1〜3日以内に陣痛がくるという記事が目立ち、就寝前にソワソワ…ドキドキ…なかなか眠れず…
次の日の朝起きても、昼、夜と過ごしても陣痛は来ませんでした。
その日もおりものシートに直径1cmほどのおしるしが2度ついたのみでした。
それから何日経過しても陣痛らしき痛みは全くなく、おしるしが同量で毎日続きました。
予定日になり、病院で診察を受けても子宮口は緩んでいる程度で1cmくらいかなー…と言われ帰宅しました。
毎日おしるしの量も色も変わらず出ていたのですが、おしるしが13日続いた夕方のウォーキング中にお腹の張りがいつもより強くなってきて、チョット早く歩きすぎたかな…と立ち止まって休んでいるとおさまっていき、また少し歩くと今度は冷や汗が出そうになるくらいのお腹の張りが!
これは陣痛かな?もしかしてお腹壊して下痢かな?と思う程になりました。
とりあえずは家に戻ろうと歩いていると、さっきの冷や汗は何だったんだろ?と思う程お腹の張りはなくなり30分かけて無事帰宅し、いつも通りの生活をし、お風呂を済ませるとまた、便を催すような痛みがやってきましたがすぐにおさまりました。時計とにらめっこしていると10〜20分間隔でやってきていました。
深夜に近づいてきていたので出産準備の荷物を玄関へ置いて、いつでも出かけられる服で体力をつけるためにと布団へ行き23時頃に就寝。
0時にまたもや下痢のような痛みで目が覚め、トイレへ向かおうと考えましたがとりあえず間隔をはかってみることに…
するとビックリする程正確に5分おきに痛みがやってきました。
5分なのに下痢程度の痛み?!この調子ならスピード出産で安産〜(^^)なんて考えながら病院へ連絡し向かいました。
看護師さんには『5分間隔でもこれだけ普通に話ができたらまだまだ産まれないねー』なんて言われながらも私の心の中はスピード出産でもうすぐ産まれるんだろうな〜と安易な考えでした。
同じ5分間隔でも時間が過ぎていく毎に痛みが増してきて、朝方5時には話す余裕は一切なくなりました。
6時になり、3分間隔ぐらいになったのと同時に陣痛と陣痛の間の休憩?(痛くない時間)がないことに気付き、看護師さんもずっとお腹の張りが引いていかないのでNSTが壊れているのではないかと何度かチェックをしにきてくれました。
看護師さん曰く、『まれにこういったタイプの妊婦さんいるねー!』とのこと…
『でも終わりのない陣痛はないからその調子で呼吸意識して頑張ってね!』と励ましてくれました。
朝9時になっても子宮口が6cmから進まず、1〜3分間隔になりました。
昼12時になっても陣痛のインターバルはないまま張りっぱなしで激痛が続くも子宮口は7cm…
14時半になり、子宮口8cmだけどもう分娩台へ行こうと看護師さんに告げられいざ分娩室へ!
ずっと張りっぱなしで激痛の私には陣痛の波があまり分からず、先生に言われるタイミングでいきみました。
すると頭が見えてきた!と嬉しい報告とともに何やら異変を感じた先生は急遽吸引をするとの判断で吸引分娩になりました。
臍のをが首に2周巻きついていたようで、ひっかかってずっと出れずにいたんだそうです。
産まれてすぐに大きな産声をあげてくれ、母子ともに無事出産を乗り越えられたことに感動し涙がとまりませんでした。
産まれてしまえば、嘘のように陣痛の痛みから余韻もなく解放される…
人間のもつ力ってすごいなぁ〜と感じた1日でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:まめま
151cmの小柄な妊婦です(^^)
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