こんにちは、ユーラシアです。
前回自宅でトイレ成功までの道を書いたので、今回はその続きです。 家でトイレに行けるようになった後も、オムツを卒業するまでしばし試行錯誤が続きました。
<STEP④嫌がる外のトイレには理由が>
自宅でのトイレは一度成功して以来すぐに習慣づいたので助かったのですが、「家ではトイレに行けるので本格的にオムツを外したいが、外ではまだ心配」という期間が1ヶ月くらいありました。
その期間中は基本的に遠出はせず、清潔で子供にも使いやすいトイレがある場所にのみ行く、ということを徹底 (これはどこにも行く用事がない暇な人じゃないと難しいと思いますが……)。
なのに、息子は何故か外出先でトイレに入ることを嫌がりました。
新しくオープンした施設にある清潔でピカピカなトイレでも嫌がって、「とりあえず座るだけでもいいから、出なくてもいいから」と説得しても拒否。じゃあ私が入るからついてきて、と言っても嫌がることもあって困りました。
本人ももどかしく思っているような様子だったので、 一度どうして嫌なのか話を聞いてみると、
・外のトイレに座ることに抵抗がある
・水が自動で突然流れるトイレはビックリするので嫌い
という理由があることが分かりました。
それまで私は、成功にこだわったら負担になると思って「とりあえず座ってみよう!」と言っていたけど、 そもそもその「座る」というのが負担だったようです。
そこで「水が自動で流れず、立ってできるトイレ」に連れて行くとすんなり成功。子供なりに色々と事情があるんですね……。
条件に合致するトイレが見つからないと焦りますが、 最近はさすがに本人も「漏らすよりはマシ」と思うようになったのか、多少の妥協はしてくれるようになりました。
こんな感じで子供自身の考えや要望を聞いて対応できるというのは、言葉が喋れるようになってからトイトレを始めることの一つのメリットかなと思いました。(スタートに適した時期は子供によって様々なので、遅い方が良い!という話ではないですよ!)
<STEP⑤おねしょシーツの意味って…>
夜はまだおねしょすることがあるので、布団を守るために防水のおねしょシーツを買いました。
しかし息子は寝相が悪すぎて布団と布団の間に空白を作り出してそこにハマって寝ていたり、 遥か彼方まで転がっていったりするので、まったく役に立っていません。
最近ではわざとおねしょシーツを避けておねしょしているのでは?というくらい。「おねしょはしてもいいからシーツの上で寝てほしい」と切に願う日々です。しかし願いはなかなか届かなさそうなので、水分を多く取った日や、母親の勘で「今日はおねしょしそうだ!」と ピーンと来た日はおねしょ用オムツを履いてもらっています(この勘、意外と当たるんですよね……)。
<STEP⑥オムツを脱ぎ捨てた息子、温泉へ>
日中はほぼ完璧にトイレで出来るようになってしばらくが経った頃、お祝いも兼ねて家族で温泉旅行に行きました。オムツを脱ぎ捨てた息子、華々しく大浴場デビューです。 これで妊娠前に夫婦でよく行っていた近場の日帰り温泉にも一緒に行けるようになったし、夏はプールにも入れるし、オムツが外れたことで世界がぐっと広がった感じがします。
色々と大変だったトイトレですが、過ぎて見れば何でもないというか、もはや楽しい思い出のような気がしています。喉元過ぎれば熱さ忘れるどころか、喉元過ぎればキンキンのビールだったような気がするくらいの勢いです。今となってはオムツ替えが恋しいほど。我ながら何て勝手な親なんだ……。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:3歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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