こんにちは、イシゲスズコです。
寒さがだんだん厳しくなっていきますね〜〜
>前回エピソード:「2年もまえは!このあいだじゃないよ!」8歳・小5・思春期・私 それぞれの時間感覚 byイシゲスズコ
今回は我が家にまつわる衣替えのお話。
「お下がりできていいですね〜〜」
この時期になると顔を合わせた友人や知り合いとの話題でよく出る「衣替え」。
4人の子どもたちのうち3人が男の子の我が家、周りから「お兄ちゃんたちのお下がりができていいわね〜」とよく言われます。
「そうですね〜〜」と笑顔で答えながら、こっそり思うのです。
イヤイヤ、そうでもないんですよ…
年子の長男と次男、そして次男の5歳下の三男。
私も思っていました、男児服は1回買えば3人着られる!と。
でも現実はそんなに甘くはないんです…
①体系が違う
筋肉質ガッチリ体型の長男と、筋肉とは無縁の細身の次男。
1歳差なのに長男が去年着ていたズボンを次男に履かせたら落ちて行くのです、ズルズルと…
丈はちょうどいいのに腰回りのサイズが違う、腰回りがちょうどよくなると今度は丈が足りない…
同じ身長でも手足の長さや胸回り腹回り腰回りのサイズが全然違うのです…
②流行りが違う
長男と三男の年齢差は6歳。
たった6年なのですが、パンツのシルエットなど微妙な流行り廃りが違うんですね。
長男が着ていたものを引っ張り出して三男に着せるとなんだかわからないけど微妙にダサい…
長男より年上の親戚の子たちからいただいたお下がりになるともっと違いがはっきりしたものもあり…
大事にとっておいたのに全然着られないまま断捨離対象に…というのもかなりありました。
③好みが違う
当然ですが別の人間である3人の男児たち。
誰かが好んで着ていた服を他の子も同じように喜ぶわけではありません。
色や柄などの見た目への好みが違うのはもちろんなのですが、驚いたのは着心地へのこだわり。
締め付けられるのが嫌だからウエストゴムのパンツがいいしデニムは絶対イヤ!という長男と、全然気にならないからと細身のデニムを喜んで履く次男。
裏起毛はチクチクするからイヤだという長男と、裏がふわふわしてるのが好きな三男。
あったか素材の肌着が好きな次男と、むれて嫌だと絶対に着ない三男。
え、あれは良かったのにこれはダメなの???というこちらの想像を超えるものが飛び出してくることもあったり。
見た目だけでなく、肌触りや素材へのそれぞれのこだわりがあるんですね。
長男のものをとっておいたのに次男は着ずに三男は着る、なんてこともあったりで、読めないな〜〜とよくため息をついたものです。
④もたない…
男児育ての限界を最も感じるのはここかもしれません。
気に入って何度も何度も履いていたパンツは膝に穴があき、お尻の縫い目が裂け…
行動範囲が広がり、遊びの幅が広がっていく園児〜小学校低学年の頃は本当にどんどん廃れていっていた記憶があります。
中学生になっても…
お兄ちゃんが中学生になった今、やっと「汚してないズボン」が洗濯に出てくるようになり感動…していたと思ったら「公園で鬼ごっこしてたらこけた!」と盛大に泥がついたお出かけ用ズボンが洗濯に…
なぜ…なぜ中学生になって、これで鬼ごっこした…
と遠い目をしながら洗濯機の前で途方に暮れたのでした。
著者:イシゲスズコ
年齢:38歳
子どもの年齢:中1・小6・小4・小1
九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。
ブログ:「スズコ、考える。」
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。