妊娠・出産・育児の情報サイト


上手に付き合えばメリットもいっぱい!我が家の携帯ゲームルール by うだひろえ

f:id:akasuguedi:20181126113001p:plain

以前も書きましたが、もともと私は、小さな子どもがスマホやゲームをいじってることに、「えっ、いいの?」と思ってしまう人間でした。

関連記事:泣き声、ベビーカー、スマホ…。「子育て不寛容な人」に向けて、いま、私ができること by うだひろえ

 

でも自分が子育て当事者になってからは、スマホもゲームも、「上手な付き合いかた」ができれば、こんないいものないのでは?と思うようになりました。

なので、うちの子には、小さい頃からスマホもタブレットも触れさせて、うまく楽しめるようにしている、つもりなのですが。

2年前、某人気スマホゲームを、当時年中さん4歳の息子にやらせてみまして。
そしたら興味を持ったので、やったあ一緒に楽しめる!と思い、そのむねツイートしましたらば。

「そんな小さい子にゲーム!? そんな小さい頃からやらせたら、絶対依存するようになる!!」と言われました。知らない人から、です。

「いや、今から上手に付き合えるように一緒に学んでいきたいんです」と反論しましたが、「経験上そんなのできるはずない」と一蹴されてしまいました。

 

 

私も夫も、元々ゲーム好きで、寝食忘れてゲームに没頭したこともあります。
だからこそ「上手な付き合い方」を模索している中で、「絶対依存する」という言葉が重くのしかかってきた私は、改めて、周りの先輩ママや、ゲーム世代の子どもたち本人に意見を聞き、夫と話し合いました。

そして簡単なルールを作ったり、本人にわかるようにアドバイスしてきました。

 

例えば、

【我が家のゲームルール】~ポ●モ●GO!の場合~

・「やっていい?」と必ず聞く
 ママのスマホ、パパのスマホを借りてやるので、勝手にやるのは禁止。聞かれてタイミング的に良くない場合は「今は**だからできない、いついつならいいよ」と話す。

・ママのスマホでできるのは、wifiのある場所だけ。外では、パパのスマホなら借りてもいい。
 私のスマホは通信制限があり、毎日の送り迎えや外出中に使われては困るので、wifiのある場所のみ。主に自宅用です。パパのスマホは通信量の制限がほぼないのと、一緒にいられる時間が私より短いので、移動中やお出かけ中でも、パパが「いいよ」と言った時ならOK。主に車移動中用です。

 

この2つによって、「ゲームはできる時とできない時、できる場所とできない場所がある」を教えられたように思います。

その他、細かいところでは、「危ないから歩きながら操作しない、操作する時は邪魔にならないところに止まる」「画面を見て歩く時は危なくないように必ず大人と手をつなぐ」など、その都度決めました。

 

その後、息子は自分のゲーム機を持つようになり、次第に友だちともゲームして遊ぶようになり。
そんなこんなで2年経ち、小学生になりましたが。

ぶっちゃけ、私よりも、ゲームとの付き合い方、上手じゃね?と思ったりします。

 

現在は、

【我が家のゲームルール】~携帯ゲーム機の場合~

・平日は、帰宅後、すべてのやることが終わってからならOK
 荷物片付け、宿題、ワーク、お手伝い、晩御飯、お風呂、歯磨き、それらが全て終わってからならOK。それでもせいぜい30分間あればいいほう。習い事の日やTVを見た日はゲームタイムなしになることもザラです。

・夜8時には終わらせる
 我が家は8時半消灯。30分前には終わらせて、寝室に移動。「ぐっすり眠って、明日も元気に遊べるように」と子どもたちにも説明。ちなみに消灯までの30分間、寝室で「本は読んでもいい」としているので、息子はゲームの攻略本を読むことも。

・目から離してやる、座ってやる
 子どもとゲームにおいて、視力と姿勢は気になるところ。声かけをこまめにしています。あんまりうるさく言うと、隠れてするようになるのでは、とも思うので(自分の経験上&先輩ママの経験談的にも)塩梅が難しいですが。試し試し。

・外では極力やらない
 公園の遊具などでやるのは邪魔だから絶対NG。そもそも屋外では、紛失や故障のリスクが上がるため、やらない。家の中でもしょっちゅう「ペンがない!」と大騒ぎで大捜索してますからね。

・休日は「予定表」を作り、自由時間1~2時間を設定、その間にプレイ。お友達と遊ぶときも同様。
 予定表には、掃除や買い物、子どもの予定なども記入。自由時間は大人もゴロゴロしたり昼寝したり。お友達とゲームする時も同様ですが、なんだかんだで1時間ほどで飽きて、他の遊び(カードゲーム、家の中でかくれんぼ、近くの公園で遊ぶなど)をしています。

f:id:akasuguedi:20181126113746j:plain

こんな感じでやっております。

 

その結果、現在の息子は、

時間を決めてプレイするのが当然なので、時間がきたらすんなり終えられます。(セーブポイントまで待つことはあります)

ゲーム時間を捻出するために、やるべきことをテキパキ終わらせられるようにもなったり。

字もスラスラ読めますし、ダメージの計算をするので足し算引き算はもちろん2倍3倍くらいなら掛け算もできたり。

ストーリーを理解してないとステージを進められないので、読解力もつきました。
バトルするために戦略を練るので、頭も使っています。

すでに私は息子がやってることがさっぱりわからないので、攻略本を買ってきて「自分で調べてね!」とぶん投げ。自分でなんとか調べ、キャラクターの特性などは暗記するほど読み込んでいます。

といった感じで、メリット、親子でたくさん享受してます。
私まで勉強させてもらっているように思えてきます。

この調子で、うまいことやっていこう!と思います。

 

 

次回エピソード:休日のイライラが激減!?「超ざっくり予定表」はいいことづくめ by うだひろえ

前回エピソード:うちの息子は左きき。「矯正しますか?」と聞かれ悩んだ結果… by うだひろえ

f:id:akasuguope02:20150819072853p:plain

著者:うだひろえ
年齢:40代
子どもの年齢:小1、年中

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。年長男児&年少女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。

website:http://umeyon.net
最新刊:「大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる」(マンガ担当)(KADOKAWA)

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。