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増やしたいけど時間がない。子育て中の今選んだ、最低限のお金の準備 by うだひろえ

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前回エピソード:休日のイライラが激減!?「超ざっくり予定表」はいいことづくめ by うだひろえ

お金についてのマンガを描いていたり、夫もFP(ファイナンシャル・プランナー)になったりと、仕事でも家庭でも、「お金の話」をする機会が多い私。
特に、現在のウチの最重要ポイントとして、いろんなFPさんに聞いているのは、「子育て中のお金のコト」です。

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「とんでもなくお金がかかる」と言われている子育て。一人イッセンマンとかニセンマンとか言われています。
その大部分を占める「教育費」は、大学の入学金用に300万は貯めましょう、とも。
同時に、もしもの時の備えもないと不安だし、老後のためにも貯めておきたい。
もうね、全っ然、足りません。

そんな我が家の現状をとあるFPさんに話すと、足りないなら…「増やす」、「お金に働いてもらいましょう」と、「投資」を勧められました。
しかし、私自身、仕事で勉強する機会があったので、何冊か本を読んで、今もちょこちょこやっていますが。

これが、私には時間も理解力もないですから、なかなか増えない、それどころか減っていく。
投資信託なら、とも思いましたが、それでもやっぱり「自分で選ぶ」ための勉強をする時間も気力もままならない。
いつか、と思っているうちに、子どもはどんどん大きくなっていきます。

 

FPさんが次に勧めてくれたのは、「保険」。
それも、「貯蓄型保険」と言われる、もしもの時の保障もあり貯金もできていくらか増える、という商品でした。

貯蓄型保険のいいところは、
・保険なので、子育て中の「親のもしも」に備えられる
・長期間払い込むことで、払った額よりも多く戻ってくる
・生命保険控除や相続税の非課税枠があるので節税になる

デメリットとしては、
(1)保障部分がある分、「お金を増やす」と考えるとコストがかかる
(2)早期解約すると損をする

が挙げられます。

うちは、もしもの時の保険としても使いたいと思っているので(1)はOK、(2)も、子どもの大学資金や老後の資金として10年20年先のためにするなら問題ないかなと思います。

 

そんな貯蓄型保険ですが種類も様々、有名なところでは「学資保険」、他にも「低解約返戻金型終身保険」「外貨建保険」「変額保険」「養老保険」「個人年金保険」などがあります。
我が家が選んだのは、この中でも投資性の高い「変額保険」です。

「学資保険」よりも「変額保険」を選んだ理由は、ズバリ、【返戻率の高さ】
学資保険、子どもの進学のタイミングに合わせて祝い金や学資金が出るなど、いいところはありますが、うちは、同じ期間同じ額預けるなら、そりゃ多く戻ってくる方がいいよね、となりました。

ただ、変額保険は、運用によって将来受け取る保険金額が変わってくる、ハイリスクハイリターン。
その部分も、FPさんにマンツーマンで教えてもらって、リスクも理解しつつ希望にあったプランを組めました。
とりあえず、もしもの時の備えと、大学の入学金+αくらいは、これで安心かなと思っております。

もちろん、まだ足りない可能性はいくらでもあるので、もっと貯めたい、増やしたい!とは思っておりますが。
なかなか時間の取れない今の時期にできることの、最低限はできたかなと思っています。

 

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著者:うだひろえ
年齢:40代
子どもの年齢:小1、年中

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。年長男児&年少女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。

website:http://umeyon.net
最新刊:「大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる」(マンガ担当)(KADOKAWA)

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