幼稚園のバスを待つ間は、同じ停留所のママさんとおしゃべりに花を咲かせます(井戸端会議ともいう)。
ママさんの腕の中には、生後7ヶ月の女の子が。
そんなママさんとの井戸端会議で、「離乳食開始からしばらくすると便秘気味になるんだよね」という話になりました。
子どもの便秘(主に次男と三男)に苦労した身としては得意分野の話題です。
「なったなった‼︎ウンチがかたくなっちゃってさ〜…それでどうしたんだっけな」
「市販のイチヂク浣腸買ってきてトイレに座らせて…あ、あれは次男が2歳の時か」
「ベビーオイルでマッサージして綿棒使って…いや綿棒は使わなかったんだっけ?」
赤ちゃん時代の三男の便秘には相当苦労して、その対策もきっちりやったはずなのにちゃんと思い出せない!
思い出せなかった事実が悔しかったこともあり、このたび赤ちゃんの便秘についての記憶をできるだけ鮮明に呼び起こしてみました。
>前回エピソード:ナゾの倦怠感、冷え、痒み、関節痛…。その正体はまさかのあの病気でした by マルサイ
今から三年前ほど前のことです。
ある時三男が真っ赤な顔をしていきんでいたので「おっ、大きい方が出るんだな」と、おしりふきと新しいオムツを用意して見守っていました。
ところが何度も踏ん張っているというのに、なかなか出ない様子です。
そのうち泣き始めたのでこれはおかしいぞ、とオムツを外しお尻を覗いてみました。
出産シーンに例えると赤ちゃんの頭がもう少しで見えそう!という状態なのですが、いくら踏ん張ってもちっとも出てきません。
三男は踏ん張りすぎて疲労困憊、この日は無事誕生とならず翌日に持ち越すことになってしまいました。
そして次の日。
やはり昨日と同じように真っ赤な顔で長いこと苦しんでいました。
昨日と違うのは赤ちゃんの頭(ウンチ)が少し見えてること!
ですがどんなにふんばってもそれ以上出てこない。
なんでだろう?とよくよく観察してみると、一瞬石が挟まってる!と思うほどかたい塊がつかえていました。
なるほど、この石ころ状のウンチが出口を塞いでいるのか!
これさえ取り除けば便意はしっかりあるし、ちゃんと出るはず!
赤ちゃんの便秘対策として有効なのが綿棒浣腸ですが(綿棒にオイルをつけて1センチくらいの深さのところでゆっくり円を描くように回して刺激するやつ)出口にウンチがつかえているため綿棒浣腸の出る幕はありません。
こうなったら直接指だ‼︎
指先にベビーオイルをたっぷりつけ、指の腹でクルクルと出口付近をマッサージしました。
三男がウーンウーンと踏ん張るたびウンチの頭がコンニチハ。
そして三男の踏ん張るリズムにタイミングを合わせウンチの頭を指先でキャッチ‼︎
もしかして三男は石を食べたのか⁉︎と思うくらいの硬いウンチをほじくるように掻き出すと、そこから一気に便秘が解消されました。
この時は離乳食後期だったのですが、軟飯ばかりで野菜をちっとも食べなかったことが主な原因だったと記憶しています。
もう便秘で苦しませたくないと強く思い、そこからはウンチを柔らかくする食べ物を多目に取り入れました。
・バナナヨーグルト
・納豆
・さつまいも
・玄米フレーク(牛乳で煮てオートミール風に)
・すりおろしリンゴ
水分もたっぷりとるように心がけ、それ以降は滅多に便秘をしなくなりました。
今もそこそこ好き嫌いはありますが、好物が納豆・さつまいも・ヨーグルトだけあって毎日快便です。
元気でよく食べ毎日快便なら、それだけで100点満点!
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>次回エピソード:テレビ依存状態になってしまった三男の姿に母焦る!幼児との夕方の過ごし方改革 by マルサイ
著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:9歳・7歳・4歳
9歳・7歳・4歳の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。』『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。
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