>前回エピソード:増やしたいけど時間がない。子育て中の今選んだ、最低限のお金の準備 by うだひろえ
35歳で第一子を出産してから、かれこれ7年、ずっと戦っております。
おのれの体重と。
産後ダイエットとして、赤ちゃんを抱っこしながらバランスボールに乗ったり、授乳しながらストレッチしたり、してきました。
効果はそれなりにありました。産前の体重に戻った時もありました。
問題は、この数年。40代に入り、日に日に積み重なっていく疲労、それなのに、何やっても減らない体重。
なんでよ!!!と腹まわりの脂肪を掴んで説教したくなります。
体力をつけようと、ちょっと走ったり泳いだりしようもんなら疲れてダウン。
そもそも、毎日育児や雑務に追われて運動する時間が取れない。
じゃあ、生活の中の隙間時間に、出来ることをやってみよう、と。
例えば、「寝る前にストレッチ」、読み聞かせをしながら足上げ腹筋をしたりしていました。
しかしそれも、この1年ほどは、寝る前なんて疲れのピーク、布団に入ったら子どもより先に寝落ちしてしまうことも。
そんななので、「子どもが寝てから」も、なんもできず。
ええ、そもそもの意志の弱さは自覚しております。
ならばと、いわゆる「ながらダイエット」、「家事をしながら」「育児をしながら」体を動かしたり筋トレしたりに挑戦ししてみました。
しかし、これも。
「料理しながら」は、料理に集中できなくて難しい。
「子どもの送迎しながら」も、子どもの歩調に合わせてたら早歩きもできず、ママ友に会ったらすっかり忘れ。
「掃除しながら」も、私、毎日は掃除しないズボラ人間で、なんかもう本当すみません。
でも、唯一あったんです。
「毎日できて」「疲れなくて」「続けられる」こと。
色々やったけど、これだけは、やれてるんです。
それが、「家事トレ」の1つ、「洗濯物干しスクワット」。
洗濯が終わって洗濯機からカゴに出した洗濯物、それを干す際に、しゃがんで取って、立ち上がって干す。
それだけです。
これのいいところは、
1:他の家事や運動と違って、天候や都合関係なくほぼ毎日やれる。
あんなにできなかった「運動の習慣化」ができました。雨の日の憂鬱な部屋干しもトレーニングになると思うと前向きになれたりします。
2:腰を屈めて洗濯物を取るよりも腰への負担が減り嬉しい。
筋トレ効果もあり腰痛が減ります。しゃがむことのメリットを享受することで、腰を屈めることをしなくなり、自然に続けられます。
3:朝やると体力もあり気持ちも良い。
まだ体力気力に余裕のある朝にやることで取っ掛かりやすく、体もしっかり起きますし、朝日を浴びてセロトニン分泌、気持ちも前向きになります。
4:難しいこと考えなくていいし、それなりに数をこなせる。
洗濯物干すのは料理と違ってあまり頭を使わなくてもできます。しゃがむだけなので、子どもに話しかけられて止まることもありません。また、「何回、何分やらなきゃ」と考えなくても、家族みんなの洗濯物を干すたびにしゃがむのでそれなりの回数しっかりできます(4人家族、靴下だけでも8回、下着や衣類、小物やタオルで30回は確実!)。洗濯物が多い土曜日の朝なんかは、ワクワクして燃えます。
5:時間を取る必要もなく、道具も何もいらず、とにかく手軽。
これが一番ありがたいところです。
気力体力に余裕があれば、しっかり背筋を伸ばして、ゆっくりしゃがんでゆっくり立つ、レベルアップにも挑みつつ。
最近では、体力がついてきたのを実感できています。
逆にこれすらやりたくないと思う日は、よっぽど疲れているのだろうと、休んだ方がいいのかなという指針にもなってくれます。
これ、もっと早くに気づいてたらなぁ、ともったいなく思いました。
これなら子どもが小さい頃からできますもんね。
しかし、今からでも遅くない!
これを続けて、疲れにくい体をゲットして、もっとしっかり運動できるようになりたいです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
>関連記事:ダイエット中のママさんに言いたい!産後大事なのは、体重ではなく体型です!! by チカ母
著者:うだひろえ
年齢:40代
子どもの年齢:小1、年中
マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。年長男児&年少女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。
website:http://umeyon.net
最新刊:「大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる」(マン
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