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小さな子でも自分で片付け&準備ができる! 家事の手間ががぐんと減る!我が家流“ゆる収納” by ちちかわえみぞう

皆さんこんにちは、春になるたびむちゃくちゃに鼻をかみすぎて、毎年1%ぐらいは一緒に脳みそまで流れ出ている気がするちちかわです。

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さて、今回は幼児期のお手伝いの思い出「おかたづけ編」と題して、我が家の片づけと収納法について、少しだけ紹介しようと思います。

 

 

収納法の紹介なんて書くと、なんだか家中がすんばらしく片付いていて、さりげないグリーンやちょっとしたインテリアがおしゃれな素敵ハウスみたいですが、実際はまあひどいもので…。家族が5人もいると、何かと物があふれがち。油断するとすぐに大量の服や玩具やあらゆる小物が、動線から外れた部屋の隅に押しやられて積み上がってしまいます。

すでに毎日の家事でいっぱいいっぱいの親にとっては、小さい子でも自分の物はできることなら自分で片付けてほしい…。というのは誰しも願うところではないかと思いますが、10歳以下の子にはいくら言い聞かせても、床に物を置かず、机やタンスの中身まで綺麗に整頓した状態を保つのはなかなか難しいものですね。毎日ヒステリックに叱ってばかりじゃ親の方もしんどいしなぁ…

 

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そこで、我が家の場合は「少なくとも床に散らばっていなければOK」というレベルで目標を低く設定し、個人別・種類別の容器を用意して、深く考えずにポイポイ放り込んでいく方式にしてみました。いわゆる“ゆる収納”というやつです。

まず最初に用意したのが、500~1000円程度で売っているランドリー用ソフトバスケットを子供の人数分×2個。軽くて柔らかいため扱いやすいのが魅力です。用途別にグループAとBに分けて使用しています。

 

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まずグループAは、玄関先やリビングの入口に置いて、帰宅した際に脱いだ帽子、マフラーや手袋、カーディガンやポシェットなど服飾小物を入れておくものです。コートなどは壁の低い位置に設置したウォールハンガーにかけて、洗濯するものは脱衣所へ、あとはすべてこのバスケットへ投げ入れるだけ。

これがない頃は、脱いだものをいちいちタンスにしまうのが面倒なのか家中に散乱してしまい、掃除前に一人拾い集める日々でしたが、今は散らばっているのを発見次第「ちゃんと自分のカゴにしまってね」とお願いするだけで、とりあえず床面は片付くようになりました。

 

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次にグループB。こちらはあらかじめ洗濯してあるパジャマ、下着類、靴下をポンポン投げ入れておき、お風呂上がりに子ども自身が好きな場所へ持ち歩いて着替えるためのものです。

お風呂の前にはこれだけ持ってくればいいので、3~4歳でも自分で入浴準備ができ、親がタンスからパジャマを見つくろって出してやる手間がなくなりました。レギンスなどの防寒肌着もここに入れておくと、「明日は寒いからあったかズボンはくー」と自分で選んでいます。


このバスケット収納法、もともとは赤子の世話をするのに、おむつや着替え一式、グルーミンググッズなどのセットをカゴに入れて持ち歩いていたのがきっかけで考えつきました。

これのメリットとしては、
・床に散乱する服や小物がなくなって部屋がスッキリした。
・子ども自身が自分のものと家族のものを区別して自己管理できる。
・細かい洗濯物をたたまなくて済む。
・副産物として、ものが無くなった際は大概カゴの中にあるので、紛失騒ぎが減った。
といった感じです。

軽いバスケットなので、掃除機をかける時や、来客がある日は中身ごと重ねて一度に持ち上げ、ささっと片付けてしまえるところが気に入っています。ただ毎日ランダムな場所に置いてあるので、ロボット掃除機を使うご家庭には向かないかもしれません。

 

デメリットは逆に、“脱いだ服をたたむ習慣がつきにくい”ぐらいですかね…。うちでは洋服のたたみ方は、小学生になって子ども部屋のタンスを自分で使うようになってから教えており、最初からできるのならもちろんそれがいいんでしょうけれど、それでも遅くはないだろうと思っています。

 

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またうちの場合、洋服以外の片付けに関しても、基本的に使ったものは自分で片付けるという目標のため、押入れもクローゼットも本棚も「下段を子ども用収納にする」という基本ルールにしています。

和室の押入れの下段はすべて玩具と、厚紙などの工作道具(すごい量)にあて、上段と下段で役割を明確に分割。クローゼットも背の低いハンガーラックを追加して子ども服をかけ、持ち主と収納の対応をわかりやすくしました。

たいがい引き出しや衣装ケースなどを使用し、中身はガラガラと投げ込むだけのゆる収納なので、決して整ってはいないけれど一応収納としてはまとまっている、という状態です。こんなレベルでも乳児を抱えていると維持が難しく、ここまで収納ルールを整理するのに5年ぐらいかかりました…。


あとは今後全員が小学生になれば、特に男児二人はひとつの子ども部屋で二段ベッドの生活になる予定なので、そこでまた玩具が減って本棚や机が増えたりすると予想されます。

育児中は子の成長に応じて生活様式や物の量も変わっていくから、親としてもいちいち運営を考えるのが大変ですが、何かしら皆さんの参考になれば幸いです。片付け面倒くさいけど、ゆる収納でできるだけ子ども達にも分担してもらいながら乗り切りましょう~!

 

 

 

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著者:ちちかわえみぞう
年齢:アラフォー
子どもの年齢:長女8歳、長男6歳、次男4歳の三きょうだい

育児中の自由のなさ、動けなさを、Twitterで解消するしがない主婦。一人でこっそり食べるアイスが一番の癒やし。

ブログ:手すさびに紅き萱穂を

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