娘が赤ちゃんだった頃のことを思い出すと、いつも私は抱っこしていたような気がします。
とにかく抱っこが大好きで、寝かしつけにも抱っこ、散歩も抱っこ(ベビーカー拒否)、部屋でも抱っこ、抱っこ抱っこ…
とにかく母である私は、四六時中抱っこをして疲労困憊でした。
もともと筋肉がある方ではなかったので(贅肉は売るほどあるのに)、産後すぐから始まったこの抱っこ地獄にいつも悩まされてきました。
しかし実母に相談すると
「たしかに大変やね…でも、いつまでもハナちゃんも赤ちゃんやないから。
そのうち抱っこさせてもらってたのが恋しくなる日が来るはずやで」
という一言をもらいました。
そういえば、私お母さんに抱っこしてもらったのっていつが最後だろう。
最後の日があったはずだけど、思い出せない。
私は娘を抱っこするのも、当たり前だけど数は限られていて、最後の抱っこだって長い人生を思えばそう遠くないはず。
そう思うとなんだか急に寂しい気持ちになり、「娘が抱っこしてほしいと言ってくれるうちは抱っこしてあげよう」と思えました。
あれから数年。
娘はめでたく年少さんになりました!
しかし、あいも変わらず抱っこ虫な娘…。
可愛いけど、やっぱり少しは頻度を減らしてほしいと切に願う私でした。
著者:オキエイコ
年齢:30代
子どもの年齢:3歳娘
3歳の娘抱える不器用なドタバタ主婦。
2019年1月24日にKADOKAWAから書籍「ダラママ主婦の子育て記録 なんとかここまでやってきた」発売。
ブログ:なんとかここまでやってきた
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