42歳の高齢出産は、緊急帝王切開での出産でした。
前期破水し入院となったのが、予定日の10日前。
その前の週の健診ではまだまだ産まれそうもないね〜って言われていたので、完全に油断していました。
入院後、主治医から破水するとほとんどの妊婦さんは24時間以内に陣痛が始まると言われたのに、次の日になっても、その次の日の朝を迎えても全く変化無し…。
子宮口は2cmしか開いておらず、そこから錠剤での促進剤投与が始まりました。
4錠目を飲んだところで赤ちゃんの心拍に少し異常が出たようで、促進剤を停止し様子をみることになりました。
途中で停止はしたものの午後からお腹が痛くなり、夕食を食べることもできないくらいの本陣痛がやってきました。
そこから次の日の朝まで一睡もできずに陣痛の痛みに耐え、付き添って同じく一睡もできなかった夫も私の母も疲労困憊で朝の診察を待ちました。けれどあれだけ痛い思いをしているのに子宮口はまだ3cmしか開いていませんでした。
この時の絶望感は忘れられません(笑)あとどのくらいの時間あの痛みに耐えなければならないのか?ムリムリムリと思っていました。
破水からかなりの時間が経っていたので、先生から、
「帝王切開で産むか、もう一度促進剤を試して子宮口が開くのを待つか(待っても開かなければ結局帝王切開)どちらにしますか」
と相談され、切ってください!と即答しました。
もうこの痛みから解放される〜とホッとしたのですが、私より緊急の患者さんがいて手術室が空いておらず、緊急帝王切開なのに2時間ほど待たされました。
なんやかんやありましたが、無事に女の子を出産しました。入院して4日目でした。
あの陣痛に最後まで耐えて出産するお母さん達を尊敬します。
私は耐えられませんでした。
LDR個室だったのに全く機能を使わなかったとか、立ち会い希望で旦那さんがへその緒を切る予定だったのにできなかったとか、カンガルーケアを希望していたとか、、、思い描いていた出産とは全然違っていましたが、元気な赤ちゃんが産まれて良かったです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:dooooom
育児奮闘中
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