こんにちは、pikaです。4歳の双子男児を育てています。
双子育児のふり返りシリーズ、乳児編。
今回は、双子の泣きやませ、あやし方についてのお話です。
わが家でやっていた赤ちゃんの泣きやませは、月齢によっていろいろ変化していきました。
0~3か月のあやしかた
低月齢期のころによくやっていたのが、おくるみとホワイトノイズを使った泣きやませかた。
こちらは「赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ」(講談社)という本に載っている、ハーヴェイ・カープ博士の提唱した方法を参考にしました。
赤ちゃんが胎内にいたころの環境を再現することで泣きやませるという方法で、おくるみをし、シーと言いながら横向きに抱いてゆらす、などすこし変わったやり方の泣きやませ方法です。(詳しくは、上記の書籍をご覧ください)
確かに理由のわからないぐずり泣きのときに威力を発揮し、大変助かっていたのですが、この方法が効くのは生後3か月ころまで。
あまり効果を感じなくなってからは、もっぱら電動スイングラックを頼りにしていました。
4か月~6か月ころまでのあやしかた
双子の場合、ひとりだけ泣くときは抱っこしてあげられますが、同時に泣くと、そういう訳にもいきません。
一人を抱っこし、もう一人はスイングラックに置いて、スイッチをオン。
15分すると自動で電源が落ちてしまいますが、その間は電動で揺れてくれるので、これにずいぶん助けられました。
自動で電子音の子守歌が流れる機能つき。泣きやんで寝つくこともあれば、なかなか難しいことも。ただ、親の心は癒されます(笑)
体も心もしんどくなる明け方の夜泣きではとくに、この15分に助けられました。
ただし、そんな電動ラックも万能とはいきません。
使用には期限があり、生後半年、体重8kgまでしか使えないのです。
実際に、体重が8kgちかくなったころから徐々に動きが緩慢になり、ときどき止まってしまうようになりました。
もう限界なのか…と悟りながらも、なかなか諦めることができず、赤ちゃんを置く位置をすこし足方向にずらしたりなどして、限界ぎりぎりまで使いました。
ちなみに電動ラックは、もちろん手動でも揺らせます。
電動機能が使えなくなってからも、ソファーに寝ながら足で揺らして使ったり、赤ちゃんのお着替え台や離乳食イスとして使ったりと、その後も大いに活躍しました。
6か月すぎ~のあやしかた
いよいよ頼れる相棒(電動ラック)がいなくなってしまってからは、双子の同時泣きにはもっぱら、抱っこ紐を使ってのおんぶに抱っこ。
背負える抱っこ紐に1人をおんぶし、もう一人は前で抱っこ。
前の抱っこは、同じタイプのベビーキャリーを使ったり、クロス抱っこ紐を使ったりしていました。
この場合、先にクロス抱っこ紐を前に装着しておき、背中の子をベビーキャリーで背負ってから、前のポケットに赤ちゃんをいれて抱っこします。
クロス抱っこ紐は、リュック肩紐タイプのベビーキャリーよりも装着が手軽で、肩紐が干渉しないので、すっきり背負えるところが気にいって主に室内でよく使いました。
背負える抱っこ紐ですが、はじめは抱っこ用に買っていたエルゴを背中にまわして使っていたのですが、夜泣きのひどい時期に寝不足で子供を床に転落させてしまい、おんぶ用のガードがついているものに買い替えました。
おんぶも頻繁にする場合は、赤ちゃんのお腹側にもガードの布がついているものを選ぶと、安心です。
以上、月齢ごとにやっていた、わが家での赤ちゃんのあやし方についてでした。
抱っこも頻回な双子育児、わたしは手首をやられて、腱鞘炎になってしまいました。
便利なグッズにはとことん頼って、ときには抱かずに泣きやむのを待つことがあってもよいのではと思います。
しんどいのは、ふり返ってみると本当にいっとき。
その時期を乘りきるために、少しでも参考になる部分がありましたら幸いです。
著者:pika
子どもの年齢:4歳双子
2014年5月生まれの双子を育てています。産科ではありませんが医療職をしています。「妊活ブログ」・「双胎妊娠ブログ」を経て現在は双子育児4コマ漫画ブログを運営中。
ブログ:「ふたご絵日記」
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