こんにちは、あいです。
突然ですが、こんな言葉をご存知でしょうか?
簡単に言うと、男性版マタニティブルーのことです。
男性が何故マタニティブルーになるの?って思う方も多いと思います。
産前産後に発生する大きな不安・プレッシャーで発症してしまうもののようですが、実はうちの旦那さんも妊娠初期〜中期にかけて、この気がありました。
今回はそのエピソードをご紹介します!
結婚してからずっと共働きだった私達。
バリバリ働く一方で遊びにも全力の日々を過ごしていました。
特にお酒を飲むのが大〜好きで、金曜日の仕事終わりのビールを目標に働いているようなものでした。
共通の趣味も多く、休日もずっと一緒に過ごしておりました。
そんな生活は、妊娠を期に全て変わりました。
私達は妊娠を望んでいた為、妊娠前からこういった日々を受け入れる心の準備をしていました。
妊娠生活の苦労は想像以上でした。
つわりが想像していた以上にひどく、家にいる間は寝る以外に何もできませんでした。
そんな私をサポートしようと、旦那には自分の事は自分でやってもらい(当たり前ですが・・・)、それに加えて今まで分担してやっていた家事を全て引き受け、頑張ってもらいました。
もちろん最初から完璧にはできずに、イライラしてぶつかってしまったこともありましたが、トータルして見てみると旦那は本当に良く動いてくれていたと思います!
このおかげで私は一番辛いつわり時期(10週頃)を、安静にして過ごす事ができました。
そして12週頃になると、つわりが少しずつましになってきました。
でも何でしょう?
数年ずっと一緒にいるとわかっちゃうんですよね。
100%心から笑っていないその笑顔・・・。
妊娠前は、超ポジティブで太陽のように明るかった旦那。
以前は毎日はじける笑顔を見せてくれていたのに。
それなのに・・・
お腹の赤ちゃんの話をする時も、
いい風に言えば落ち着いているような。
悪い風に言えばテンションが低いような。
私と同じ熱量で妊娠を喜んでいないような印象を受けていました。
家事もやってくれて、話も聞いてくれて、何も問題は無いはずなのに・・・
「何だろうこの違和感は?」
モヤモヤとした気持ちを私は抱えていました。
ところが、ある日珍しく旦那が仕事帰りに一人で飲みに行き、結構な酔っぱらい状態で帰ってきました。
こんな事って今までなかったので「何だ何だ!?」と、びっくりしました。
そのままリビングに倒れ込み一言・・・
寂しい・・・?
そっか、寂しかったのか。
そこでやっと、旦那の本音を聞いたような気がしました。
旦那は赤ちゃんを授かり、産まれてくるのを楽しみにしている。
父親としての自覚を持とうとしている。
それは間違いないと思います。
その一方で、今までずっと隣にいた私が離れていることを実感し、寂しさに心がついていかなかったようです。
後日談ですが、現在の旦那に「あの時こうだったよね?」とインタビューすると、
「そうそう、とにかく寂しくて。でも赤ちゃんが1番優先やし、あいも大変そうやったからそんな弱音も言えんくて。一人で何でもできるようにならなあかん!という謎のプレッシャーで、一人飲みに挑戦してみたねん。」
・・・とまぁ、彼なりの葛藤があった上での出来事のようでした。
ちなみに彼が1人で飲んでこんな状態で帰ってきたのは後にも先にもこの1回だけです。
女性は妊娠すると、否応なしに「体」や「心」が変化し母親であることを実感すると思います。
ただ、男性はそういう変化を直接感じる事ができないので、妊娠による「環境の変化」からじわじわと感じ始める人が多いんだと思います。
父親になるというプレッシャー、パートナーや環境の変化といった、様々な不安要因により不安定になってしまうようです。
これはママからするとモヤモヤする事かもしれませんが、男性も心を持った人間なので、仕方がない部分もあるのかな?と思いました。
ただ一方で、妊娠中は体が大変な分、女性の負担は大きいのは間違いありません。
夫婦で赤ちゃんを育てるためには、父親には頑張ってサポートしてもらいたいものです。
最初から完璧を求めすぎるとお互い辛くなることもあると思います。
お互い悩みながら親になっていっていることを知り、上手くコミュニケーションをとりながら親として共に成長していけるのが理想だなぁと思いました。
さて、このパタニティブルーについて、ひどい人は不眠やうつ状態になってしまうようですが、私の旦那さんはそこまで悪化はしませんでした。
旦那さんがどうやってパタニティブルーを乗り越えたのか、また次回お話させて頂ければと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あい
年齢:30歳
子どもの年齢:0歳
2018.5.6 長女(ゆいどん)誕生。 ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママです。 育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーにブログやインスタグラムで漫画を描いています。
インスタグラム:@yui_dondon
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