妊娠が判明したのは4週目頃でした。日頃から生理不順な私は、生理が半年来ないことも多く妊娠した時も、いつもの生理不順だろうくらいに思っていたんです。
妊娠判明の1週間前、ふと寒気を感じました。ちょうど真冬で雪も降るかという頃だった為、そのせいかなと思っていましたが、室内でエアコンの温度をどんなにあげてもコタツや床暖房、ヒーターなど持ちうる暖房をどんなにつけても寒さは無くなりません。
風邪かな、と思ったものの鼻水や咳などの諸症状もなく微熱と寒気とういう釈然としない症状に、当初は対処できずただ寒気に耐えるだけでした。
主人にも外気が寒いからじゃない?もう少し厚着すれば?と言われたものですが、感じていた寒さは外気による表面的な寒さではなく、体の芯からくる冷えにも似た寒さだったんです。仕事や家事のような日常をこなしながらも、冬だから感じる寒さとは違う寒気を感じていました。
寒気を感じる数日前に、母と姉とで某遊園地へ1日遊びに出かけ疲れの取れないまま仕事へと赴いていた経緯もあり、やはり風邪かなと病院へ。問診表を書いている時に目に留まったのが「妊娠の可能性はありますか?」というものでした。
否定はできないけれど特に意識をしていなかったこともあり、まさかな~という気持ちで受診するとまさかの妊娠陽性の結果を告げられ、夫婦揃って驚きでいっぱいでした。
もちろん喜びは大きかったものの、その数週間後には重いつわりで生活がままならないほどになってしまいました。
その中でも妊娠判明前から感じていた寒気。薬などの対処法がなく、ただひたすらに温まるということしかできません。つわりのせいで1日中寝室から出られない状態の中で、布団に精一杯包まりながらエアコンを30度近くまであげ足元には湯たんぽまで…。
仕事から帰宅した主人が様子を見に寝室へ来ると、暑い!と言いながら半そでになるほどの空間で、私はガタガタを震えるほど強い寒気に襲われていました。
つわりと違い妊娠判明前から感じていた寒気とは安定期に入るまで付き合わなくてはなりませんでした。
妊娠初期症状といえば、つわりが代表格ですが、妊娠判明のキッカケともなった「寒気」を私はきっとずっと忘れられないでしょう。
いまでもふと寒気を感じる時、まさかな…と当時のこと、辛かった妊娠初期の間のことを度々思い出しています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:りっこ
年齢:27歳
子どもの年齢:2歳
2016年に妊娠、切迫流産・切迫早産を経て出産。夫の出張が多いため、ワンオペ気味になりつつ、明るく楽しい毎日の作り方を模索しています!娘の洋服作りとお菓子作りが趣味。テディベアが世界で一番好きな娘と、娘が世界で一番好きな最強の親バカ夫婦の3人家族です!
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